「今できること」をキャッチフレーズに次世代のオピニオンリーダー（＝Next Leader）の発掘を目的とした日本唯一の全国版ミスキャンパス「ミスユニバーシティ 2022」。今年は全国で1000人を超える大学生、専門学校生の応募者の中から地方大会を勝ち抜いたファイナリスト20人が決定した。9月に迫った日本大会を前に今年のファイナリストたちの素顔を紹介するインタビューシリーズ。今回は東京代表の鬼束ももさん（聖心女子大学3年生）をピックアップ。

――趣味、特技は？

「特技は語学で英語のほかに韓国語は日常会話ができます。イタリア語も授業で学んでいます。最近はピラティスが趣味です。『ベストオブミス』がスタートして柔軟な体作りのために始めました」

――応募したきっかけは？

「高校生のときからSDGsについて学んでいて、大学でも引き続き学んでいます。ベストオブミスがSDGsを広めたいという目的もあると知って、自分の学んできたことをもっといろんな人に知ってもらいたいと思い応募しました」

――ご自身の強みと弱みは？

「強みは柔軟に対応できる力があることです。中学生の頃から海外で短期留学を経験して海外の友人も多く、いろんな考え方の人と触れ合ってきたので視野が広いと思います。スポーツは苦手ですが、ダンスは得意です。内面的な弱みは自信を持つことが難しいと思った時期がありました」

――ファイナリストに選ばれて変化したことは？

「応援してくれている人も多くて自分の熱量が周りにも伝わったんだなっていう実感が湧きました」

――大会を通して学んだことは？

「運動は不得意なのでウォーキングやパフォーマンスを習得するのが今でも大変です（笑）。大会を通して学んだことは、自分の気持ちを相手に伝えたり、認めてもらうためには自分から積極的に伝えられるよう努力をしないといけないということが良く分かりました。何もしないでうまく取り繕っても絶対に伝わらないし、内面からちゃんと伝えることが大切だなと実感しました」

――ミスユニバーシティの経験をどのように生かしていきたい？

「SDGs達成のために1人1人が意識を持てるような発信をしていきたいです。そして社会に貢献できるような影響力のある存在になっていきたいです」

――SDGs達成のために実践していることは？

「私はSDGs達成のためには特に大きなことをする必要はなくて、1人1人自分ができることをやっていくことで環境破壊や差別問題も解決できると思っているのでまずは知ることだと思います。そして周りの人に話をして広めていくこと。この2つを日常的に気をつけながら実践しています。具体的にはSNSを使った啓蒙活動を行っています。環境問題を考える簡単に実践できるものとしてエコバッグやマイボトルを使用しています」

――あの頃の自分に言葉をかけるとしたら？

「地方大会本番中に履いていたヒールのかかとが折れてしまい、水着審査とドレスウォークは急遽講師の先生にお借りして挑みました。はじめて履くヒールだったので本当に不安でしたが、一生懸命自分自身を励まして乗り越えました。そんな少し前の不安だった自分に『絶対できるから。自信を持って』って励ましてあげたいです（笑）」

――ファイナルに向けて今の自分に言葉を掛けてあげるとしたら？

「『東京大会のときよりも成長できるように頑張ろうね！』って声を掛けてあげたいです」

――10年後の夢を教えてください。

「SDGsの目標達成までしっかり取り組んでいきたいと思っています」

――好きなものを1つだけ思い切り食べられるとしたら？

「大好きなトマトをいっぱい食べたいです。トマト狩りにいったら延々に食べられます（笑）」

　鬼束ももさんが出場する「ミスユニバーシティ 2022」日本大会は9月26日に開催を予定している。

「ミスユニバーシティ 2022」ファイナリスト（20人）
山本礼乃さん／北海道代表・北翔大学
佐藤璃那さん／青森代表・弘前大学
山口理子さん／茨城代表・放送大学
堤萌さん／栃木代表・慶應義塾大学
長沼麻陽さん／群馬代表・武蔵野大学
米澤心寧さん／埼玉代表・駒澤大学
平田緑咲さん／千葉代表・千葉大学
鬼束ももさん／東京代表・聖心女子大学
小清水伶奈さん／神奈川代表・東洋英和女学院大学
阿達花梨さん／新潟代表・二松学舎大学
ラミレス・ナイラさん／山梨代表・国立音楽大学
鈴木夏琉亜さん／静岡代表・静岡県立大学
鈴木海月さん／愛知代表・金沢工業大学
石原令さん／京都代表・日本女子体育大学
吉原愛香さん／大阪代表・上智大学
水田汐音さん／兵庫代表・大阪音楽大学
大心池みゆさん／広島代表・広島市立大学
神薗希帆さん／福岡代表・北九州市立大学
吉良美優菜さん／大分代表・大分医師会看護専門学校
林夏鈴さん／沖縄代表・沖縄県立看護大学