なかやまきんに君、“世界で通用するギャグ”を留学志望の学生に伝授「笑顔は世界共通」
お笑いタレントのなかやまきんに君が5日、都内で行われた「なかやまきんに君×#せかい部 高校生にパワー!!注入」イベントに登壇した。当日は、「せかい部 1日特別顧問」として、筋肉留学経験のあるきんに君が留学を考えている学生たちにエールを送った。
「せかい部 1日特別顧問」に就任
お笑いタレントのなかやまきんに君が5日、都内で行われた「なかやまきんに君×#せかい部 高校生にパワー!!注入」イベントに登壇した。当日は、「せかい部 1日特別顧問」として、筋肉留学経験のあるきんに君が留学を考えている学生たちにエールを送った。
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きんに君は2006年と08年に、アメリカ・カリフォルニア州に2度の筋肉留学の経験がある。筋肉留学のきっかけを聞かれると、きんに君は「高校3年生でバスケットボール部を引退した後、ジムを探してトレーニングを始めて魅力にハマっていったんです。当時、『月刊ボディビルディング』などを読んで、筋肉のことについて勉強していくうちに、筋肉の聖地と言われるアメリカ西海岸にいつか住みたいという思いが募りました。また、芸人活動を続けていくうちに、このままでは壁を越えられないんじゃないかと感じていて、世界で活躍をしてみたいという思いもありました。その2つの理由です」と、真剣な表情で答えていた。
筋肉留学では全編英語でお笑いライブを開くなど積極的に活動をしていたきんに君。「最初に語学学校に行ったんです。be動詞や過去形から始めたんですが、全編英語でお笑いライブを開いたときに一番英語力が伸びました。一番自分の興味のあるものですね。笑わせることができるのかということで、ワクワクしました」と振り返った。
きんに君は2度目の留学で、アーノルド・シュワルツェネッガーの母校でもあるサンタモニカ・カレッジ(サンタモニカ市立大学)に通った。きんに君は「全部英語、解剖学や生理学を勉強しました。つらくて大変でした。自分で何かをしなければならないという状況がたくさん生まれるんです。旅行ではありえないようなことがたくさん起こる。作文もパソコンで提出したり、ビザについて聞いたり話したりしなくてはならない。乗り越えたときに自信がつきましたね。帰ってきて、全然気にせずにスベりまくることもできました」と笑いを誘った。
当日は、きんに君が言語が通じなくても笑いが取れるギャグ「パワー!」を留学志望の学生たちに伝授。きんに君は「コツを言いますね。これは結構難しいです。斜めに構えて右腕を出して、ここで『パワー』と言います。この後に1、2秒くらい間があります。このときは真面目な顔。最後にためて笑顔。ここまでがポイントです。笑顔は世界共通ですから」と丁寧に教えていた。
#せかい部は、文部科学省の留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」による、高校生向けの留学啓発プロジェクト。海外に興味がある高校生による、高校生のためのソーシャル部活動として発足した。