サッカー元日本代表・中田浩二が地上波ドラマ初出演 「オールドルーキー」第6話に登場

綾野剛が主演を務めるTBS日曜劇場「オールドルーキー」(午後9時)第6話に、サッカー元日本代表の中田浩二が出演することが決定した。

「オールドルーキー」第6話に中田浩二の出演が決定【写真:(C)TBS】
「オールドルーキー」第6話に中田浩二の出演が決定【写真:(C)TBS】

「オールドルーキー」第6話に中田浩二ら4人がアスリートゲストとして登場

 綾野剛が主演を務めるTBS日曜劇場「オールドルーキー」(午後9時)第6話に、サッカー元日本代表の中田浩二が出演することが決定した。

「オールドルーキー」は、サッカー以外のスキルや経験が何もない、どん底に追い込まれた主人公の新町亮太郎(しんまち・りょうたろう)が、一生懸命に新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために37歳の新人が奮闘する家族再生の物語である。数々の人気ドラマで丁寧な人物描写と温かい物語を作り上げてきた福田靖が脚本を担当する、完全オリジナルストーリーだ。

 7日に放送される第6話には、Bリーグの強豪チーム「千葉ジェッツ」に所属するバスケットボール選手・新垣和人役で浅利陽介の出演がすでに発表されている。

 このたび、第6話を彩る豪華アスリートゲストに、“黄金世代”として日本サッカー界を牽引してきた中田、自転車競技選手の渡邉一成、近代五種競技・フェンシング選手の才藤歩夢、さらに今年のラート世界選手権で世界一に輝いた堀口文の出演が決定した。名だたるアスリートたちだが、地上波ドラマに出演するのは4人とも今回が初となる。

 渡邉は自転車競技で数々の国際大会に出場してメダルを獲得し、アジア自転車競技選手権大会では2年連続で金メダルを獲得。競輪選手としても通算300勝を達成する現役選手だ。

 才藤は近代五種とフェンシングの二刀流でパリ五輪出場を目指して活動中。近代五種はフェンシング、水泳、馬術、レーザーラン(射撃、ラン)の5種を一人でこなす、最近注目を浴びている競技だ。才藤は今回馬術のシーンを演じる。

 堀口は2022世界ラート競技選手権大会で「個人種目別直転」の世界一に輝いた。日本ではまだあまり知られていないスポーツであるラートは、約2メートルもある器具を操り、さまざまな技を繰り出していく競技。堀口は、ラートを始めてわずか2年後の2011年に日本代表に選出され、14年には団体優勝を果たすという、驚くべきスピードで世界一に。強豪国・ドイツへの留学から帰国後に大けがを負ってしまったが、リハビリを乗り越えて競技に復帰。そこから徐々に順位を上げ、ついに今年、世界一に返り咲いた。

 渡邉、才藤、堀口は、「ビクトリー」のメンバーが各々担当するスポーツ選手の本人役で登場する。

 そして、鹿島アントラーズで長年活躍し、5度のJ1制覇に貢献した中田。日本代表では57試合に出場し、フランスやスイスでもプレーを経験している日本サッカー界のレジェンドだ。14年に現役を退いてからは、鹿島でビジネス面からクラブをサポートしていく役割であるクラブ・リレーションズ・オフィサー(C.R.O)に就任。“セカンドキャリア”で新たなチャレンジをし続けている。

 そんな鹿島を語るには欠かせない存在である中田は、第6話で“中田ならでは”の役で出演する。どのような形で登場するのか、注目だ。

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