俳優の濱田龍臣が2日、都内で行われたミュージカル「東京ラブストーリー」の製作記者会見に出席した。

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「東京ラブストーリー」は柴門ふみ氏による漫画で、東京に生きる若者の恋愛模様を描いた。1991年にテレビドラマ化され、大ヒット。国内のみならず、アジア諸国でも人気を集めた。原作はバブル時代の日本が舞台だが、ミュージカル版では2018年春から2019年春という設定に置き換え、永尾完治、赤名リカ、三上健一、関口さとみの4人を中心とした恋を紡ぐ。4人を演じる役者は、の2チーム制ダブルキャストとなる。

「ミュージカルの経験が浅い」と話すカンチ役の濱田は、「台本読みをしたとき『これがミュージカルか』と体中で感じることができた。カンチをやらせていただける自分にかかる期待やプレッシャーをひしひしと痛感した」と回想。重圧を感じながらも「だからこそ、期待をいい意味で裏切られるように精一杯努力したい」と誓った。

　濱田は、同じカンチ役の柿澤勇人、相手役となるリカ役の唯月ふうからと会見に参加するも、コメント中に何度もかんでしまい苦笑い。「本っ当に緊張していて、今だいぶ頭が真っ白……」と照れながら、「令和の今の時代だからこそ、見せられる『東京ラブストーリー』になっている。僕はまだまだ未熟な部分が多いので、カンチと一緒に歩んでいきたい」と語った。

　会見にはそのほか、笹本玲奈、夢咲ねね、熊谷彩春、綺咲愛里、高島礼子、演出の豊田めぐみ氏、音楽を担当したジェイソン・ハウランド氏も参加した。同作は11月27日から12日18日まで東京建物 Brillia HALLにて上演され、その後は大阪、愛知、広島も巡る。