お笑いコンビ・かまいたちの山内健司が30日、都内で行われた愛猫写真集「ねこうちさん 猫と山内と時々犬」（サイゾー）発売記念サイン会に登場した。イベント前の囲み取材では山内が同書をアピールしていた。

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　まず、山内は「ずっと猫のインスタグラムをやっているんですけど、始めたときにいつか猫の写真集が出せたらいいなと思っていて、猫が何を思っているのかを僕が一言添えるみたいなのがいいなと思っていたんです。それが形になって、めちゃくちゃうれしいです。しかも人気がピークのときに出せたのがすごいラッキーだと思います」と笑いを誘った。

　山内が猫を飼い出したのは約10年前。以前に付き合っていた彼女が「飼いたい」と言い出したのがきっかけだという。ただ、当時の山内は月収15万円くらいだったため、所属事務所に40万円を借りることとなった。山内は「借りる理由を書く欄があったんですね。僕は一応『生活費』と書いたら、経理の担当の人が『マネジャーから猫を飼いたいからと聞いてますよ。猫を飼いたいと書いてもらっていいですか』と言われたので、そう書いたんです。そしたら、書き終わった瞬間に当時の吉本の社長が入ってきて、『猫飼いたいヤツに金貸すなよ』と経理担当者が言われてました。生活費と書いときゃよかったのに」と当時のエピソードを明かしていた。

　今回、山内は初めての1人での会見となった。山内は「出てきて、何の拍手もないのが恐ろしかったです。今までは、絶対相方の濱家（隆一）がいました。超緊張しました。普段はあんまり思わないんですけど、こういうときだけ、濱家のありがたみを感じます」と本心を明かしていた。

　7月29日に発売された同書は、山内が「仕事頑張ろうって思うモチベーションのひとつ」と語る、愛する5匹の猫と犬たちを自ら撮った愛猫写真集。“想像アテレコ”を添えた写真企画「多分こう言ってる。」なども含め、約120点を中心に、インスタグラム未公開・撮り下ろし写真を多数掲載した。