コロナから復帰の純烈、“四者四様”の症状明かす 酒井は食欲なく4キロ減、後上が2.5キロ増
4人組男性歌謡グループ「純烈」が28日、都内ホールで行われた「コロナだけではない、知っておきたいもう一つの感染症 肺NTM症メディアイベント」に登壇。今月18日にメンバー全員が新型コロナウイルス陽性を発表していたが、この日は咳の症状が残る白川裕二郎を除く3人がイベントに登壇し、元気な姿を見せた。
肺NTM症メディアイベントに登壇
4人組男性歌謡グループ「純烈」が28日、都内ホールで行われた「コロナだけではない、知っておきたいもう一つの感染症 肺NTM症メディアイベント」に登壇。今月18日にメンバー全員が新型コロナウイルス陽性を発表していたが、この日は咳の症状が残る白川裕二郎を除く3人がイベントに登壇し、元気な姿を見せた。
18日にメンバー全員が新型コロナ陽性と判定されてから、この日が初の仕事復帰。リーダーの酒井一圭は「咳が出たり、喉がかすれないようにアメを舐めながら」慎重に仕事を再開したことを告白。また、白川についてはまだ咳が残っているとし「お客さんに応援していただきながら、1週間後には100%の純烈にたどりつければ」と完全復活を誓った。
食欲が減退し、「4キロ痩せた」という酒井と対照的に、療養中に2.5キロ増量してしまったという後上翔太は「一瞬、熱が出たけどすぐに下がって。食欲も落ちることなく、3食を自宅でしっかりと栄養を摂り、基本的には運動もせずに過ごしていた」と症状について説明。「出ている症状もタイミングも“四者四様”。千差万別というか、自分たちの身をもってコロナに感染したらどうなるかデータができた」とそれぞれの症状の違いについて言及した。
また、小田井涼平は「本来であればコンサートやイベントが毎日あったわけですが、すべてキャンセル。イベント関係の方、スタッフの皆さまにご尽力いただいて、ファンの皆さまも含め、ご迷惑をおかけしたことをまずお詫びします」と陳謝。さらに、妻・LiLiCoが同業者であることから宿泊療養したと明かし、「そこであらためてコロナ感染に対するとの取り組む、そこに従事しているスタッフさんの方々の労力を間近で見て、お世話になった気持ちでいっぱいです」と感謝を口にしていた。
肺NTM症は、非結核性抗酸菌(NTM)という細菌が肺に感染することにより発症する感染症。日本においては、2007年から14年の7年間において人口10万人あたりの罹患率は2.6倍増加し、現在では肺結核をしのぐ罹患者数となっているが、その認知率は1割(10.1%)にとどまっていることを受け、この日のイベントでは認知率向上を目指してパネルディスカッションが行われた。