間宮祥太朗、ムロツヨシら出演の伝説番組「戦国鍋TV」とは? 「新・信長公記」で再注目

人気グループ「King & Prince」の永瀬廉が主演を務める読売テレビ・日本テレビ系新日曜ドラマ「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」の第1話が24日に放送された。誰もが知る戦国武将のクローン高校生たちが大集結した学校が舞台。15歳の高校生になった武将たちが天下獲りを目指すというエンタメ全開の内容で、ツイッターではトレンド1位に輝くなど話題をさらった。その一方で、約10年前に放送された“とある番組”がトレンドに急浮上した。

間宮祥太朗、斎藤工、ムロツヨシ(左から)【写真:ENCOUNT編集部】
間宮祥太朗、斎藤工、ムロツヨシ(左から)【写真:ENCOUNT編集部】

約10年前に放送されたバラエティーがトレンド入り

 人気グループ「King & Prince」の永瀬廉が主演を務める読売テレビ・日本テレビ系新日曜ドラマ「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」の第1話が24日に放送された。誰もが知る戦国武将のクローン高校生たちが大集結した学校が舞台。15歳の高校生になった武将たちが天下獲りを目指すというエンタメ全開の内容で、ツイッターではトレンド1位に輝くなど話題をさらった。その一方で、約10年前に放送された“とある番組”がトレンドに急浮上した。

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「新・信長公記」の初回が放送されると、ドラマと同時に瞬く間にトレンド入りしたのが「戦国鍋TV」。放送から10年がたつ今もなお根強い人気を誇る“なんとなく歴史が学べる”歴史バラエティーだ。SNSでは「新・信長公記」について「お金のかかった戦国鍋TV」という声もあがるなど、放送開始とともに徐々に話題となり、トレンド入りを果たした。

「戦国鍋TV~なんとなく歴史が学べる映像~」とは、2010年4月から11月9月まで第1期が、12年4月から9月まで第2期が放送されていた歴史バラエティー。tvk、チバテレ、テレ玉、サンテレビの4局が共同制作し、その後は約30局で放送されるなど全国で親しまれる番組になった。その後継番組「戦国炒飯TV」も20年から制作されている。

 番組公式ホームページによると、「ありそうでなかった新感覚お茶の間歴史バラエティ」と銘打たれており、「現代風にアレンジされた、バラエティ感覚で学べるシリーズが続々登場!」「歴史がなんとなく、そして楽しく学べちゃう、忙しい現代人にはお得な『歴史バラエティ番組』です」とゆるく紹介されている。

 番組ではさまざまなコーナーを展開。川中島の戦いを学園モノとして再現したヤンキーミニドラマ「戦国ヤンキー川中島学園」や、徳川・豊臣の両陣営が争った大坂の陣をヤンキーの闘争に例えた「大坂ハイスクール」、オペレーター=軍師が戦に関する武将からの相談を受け付ける「戦国サポートセンター」など、戦国武将の逸話をもとに史実を交えながらコミカルに描く。この「川中島学園」が、「新・信長公記」に雰囲気が似ていることから番組自体がトレンド入りしたと思われる。

「戦国鍋TV」の中でも根強い人気を誇ったのが、歴史上の人物をモデルにした架空のアーティストが多数登場する「MUSIC TONIGHT」。ほぼすべての楽曲が作詞の安部裕之、作曲の奥村愛子、カンケによるもので、歴史上の重大な出来事をポップかつキャッチーに取り扱っている。特に「信長と蘭丸」では村井良大演じる織田信長と鈴木拡樹演じる蘭丸の“クセになる”楽曲「敦盛2011」「敦盛2013」が数多の視聴者を魅了した。

 番組から派生したライブやコンサートが行われるなど一大ムーブメントを引き起こし、今もなお愛される「戦国鍋TV」。出演者には「AAA」の與真司郎、斎藤工、ムロツヨシ、間宮祥太朗、前田公輝、竹財輝之助など、現在も第一線で活躍する俳優も。当時の若手俳優の登竜門的な側面もあり、いわゆる2.5次元俳優も多数出演していた。

「新・信長公記」では、劇中でみやび(山田杏奈)が父から聞かされたオリジナルメロディーの「敦盛」を歌うと、信長(永瀬廉)が桜吹雪と共に舞う……という印象的な場面が描かれた。ちなみに「敦盛」とは織田信長が好んだと言われる幸若舞の演目の1つ。中でも「人の世(50年)は下天の1日にすぎない」というはかなさを歌ったフレーズが有名で、戦国鍋ver.の「敦盛」でもサビで採用されている。

「新・信長公記」の第2話は31日午後10時30分から放送。みやびたちが通う特進クラスに徳川家康(小澤征悦)が転入してくる。さらに秀吉(西畑大吾)が「旗印戦」を戦い抜くために堂々とうそをつき……という物語が描かれる。

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