純烈、全員コロナ陽性判定から仕事復帰 小田井「お世話になった気持ちでいっぱい」

4人組男性歌謡グループ「純烈」が28日、都内ホールで行われた「コロナだけではない、知っておきたいもう一つの感染症 肺NTM症メディアイベント」に登壇。今月18日にメンバー全員が新型コロナウイルス陽性を発表していたが、この日は咳の症状が残る白川裕二郎を除く3人がイベントに登壇し、元気な姿を見せた。

小田井涼平【写真:ENCOUNT編集部】
小田井涼平【写真:ENCOUNT編集部】

肺NTM症メディアイベントに登壇

 4人組男性歌謡グループ「純烈」が28日、都内ホールで行われた「コロナだけではない、知っておきたいもう一つの感染症 肺NTM症メディアイベント」に登壇。今月18日にメンバー全員が新型コロナウイルス陽性を発表していたが、この日は咳の症状が残る白川裕二郎を除く3人がイベントに登壇し、元気な姿を見せた。

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 18日にメンバー全員が新型コロナ陽性と判定されてから、この日が初の仕事復帰。小田井涼平は妻・LiLiCoが同業者であることから宿泊療養したと明かし、「そこであらためてコロナ感染防止に対する取り組み、そこに従事しているスタッフさんの方々の労力を間近で見て、お世話になった気持ちでいっぱい」としみじみ。「陽性者が寝泊まりしているところで働いているスタッフのご苦労もあらためて感じた。今後また感染対策に努めながら純烈の活動を続けていきたい」と話した。

 肺NTM症に罹患しやすい年代が60代以上であることから、イベントでは60代以上=「謳歌世代」とし、トークを進行。酒井一圭は「純烈をやる前は60代、70代、80代とどんどん人として枯れていくというか、しぼんでいく、さみしくなっていくのかなと思っていたんですけども、謳歌世代の皆さんは年齢を重ねるごとに気持ちが若返る。そういう強烈なエネルギーがあったからこそ紅白に4回も押し上げていただいた」とファンのパワーにあらためて感謝。

 さらに、「なにかの大病をされている方や疾患と付き合いながら、残された人生をどう楽しむべきかと考えられた末に、純烈を選択していただいた方もたくさんいらっしゃる」と話し、「僕らを通して肺NTMを知ってほしい」と呼びかけた。イベントでは8月1日の“肺の日”にかけた俳句も披露。トークを盛り上げた。

 肺NTM症は、非結核性抗酸菌(NTM)という細菌が肺に感染することにより発症する感染症。日本においては、2007年から14年の7年間において人口10万人あたりの罹患率は2.6倍増加し、現在では肺結核をしのぐ罹患者数となっているが、その認知率は1割(10.1%)にとどまっていることを受け、この日のイベントでは認知率向上を目指してパネルディスカッションなどが行われた。

次のページへ (2/2) 【写真】酒井一圭、後上翔太、小田井涼平のソロカット
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