【オールドルーキー】「これ最終回?」 新町の“引退試合”に視聴者の涙腺決壊「胸がぎゅうって」
綾野剛が主演を務めるTBS日曜劇場「オールドルーキー」(午後9時)の第4話が24日に放送された。
未練の残る新町に「わかる。だって戦力外通告じゃないもの」
綾野剛が主演を務めるTBS日曜劇場「オールドルーキー」(午後9時)の第4話が24日に放送された。
(以下、ドラマの内容に関する記述があります)
同作は、綾野演じる元サッカー日本代表の新町亮太郎が現役を引退し、新たにスポーツマネジメントの世界でセカンドキャリアを踏み出すヒューマンドラマ。日本代表に上り詰めたものの、けがの影響で低迷した新町は、所属していたJ3チームが突然解散し37歳で現役引退を余儀なくされてしまう。しかしサッカー以外に何もやってこなかった新町の再就職は厳しかった。そんな中、スポーツマネジメント会社「ビクトリー」の社長・高柳雅史(反町隆史)に声をかけられた新町は、ビクトリーで契約社員として働くことに。優秀な深沢塔子(芳根京子)と組み、スポーツマネジメントの仕事を学んでいく。
ビクトリーで働きつつも、サッカーへの未練が残る新町はランニングを続けていた。そんな中、ビクトリーでは梅屋敷聡太(増田貴久)が「横浜DeNAベイスターズ」2軍選手の北芝謙二郎(板垣瑞生)に、マネジメント契約が間もなく終了することを告げた。入団6年目を迎え2軍のままの北芝は、今季限りの戦力外通告をされたのだった。北芝の残り期間のマネジメントを担当することになった新町は、全力で練習する北芝の姿に心を動かされる。自身の中の諦めきれないサッカーへの気持ちに気づく新町。そんな姿を見た妻で元人気アナウンサーの糸山果奈子(榮倉奈々)は、自分の気持ちに素直になるように伝えた。
新町はツテを頼りに、受け入れチームを探してもらうことに。その結果、新町に興味を持ったチームの加入テストに参加できることになった。新町は、自分がサッカーを辞めたことで心を閉ざした長女・泉実(稲垣来泉)や、父と姉の関係を寂しく思う次女・明紗(泉谷星奈)に、加入テストの参加を報告。不合格だった場合は、サッカーを本当に辞めると伝えた。
現役復帰をかけた加入テストは不合格だった。サッカーに戻れない現実を知ったものの、不完全燃焼のままサッカー人生が終わることに複雑な気持ちを抱く新町。ビクトリー社員たちは、新町が忙しくなるようどんどん仕事を振る。そこへ果奈子がやって来て、ある「お願い」を持ち掛けた。それは夫がケジメをつけるための「引退試合」のセッティングだった。
セッティングされた試合会場には、新町と縁のある仲間やオーディエンスが集まった。久しぶりにユニフォームを着た新町は、懸命にプレーしゴールを決めた。清々しい気持ちで試合を終えると、満面の笑みで「こんな最高の引退試合をやってもらえて、僕は幸せ者です」とあいさつする。そして、「これで……、燃え尽きることができました」と涙で言葉を詰まらせながら語る新町に、泉実が駆け寄り「かっこよかった……パパ」と抱きついた。新町は「パパの第二の人生が今日から始まるんだよ」と、今後はビクトリーの仕事に専念することを宣言した。
サッカーに区切りをつけた新町の姿に、SNS上では「涙が止まらん」「これ最終回?」「胸がぎゅうぅぅぅってなるね」「吹っきるために必要な儀式だったのか(涙)」「新町、いろんな苦労があった中、本当に本当にお疲れ様」といったコメントが。また、これまでなかなかサッカーを諦めきれなかった新町に、「未練あるのはわかる。だって戦力外通告じゃないもの」「引退試合とか引退セレモニーとかなく、突然の引退だもんね。未練残るよね」と同情する声も挙がった。