女優の清野菜名が25日、都内で行われた映画「キングダム2 遥かなる大地へ」大ヒット御礼舞台あいさつに登場した。当日は共演者の山崎賢人、真壁刀義、佐藤信介監督も登壇し、撮影の裏話などを語った。

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　今回のイベントでは事前に公式SNSで登壇者への質問を募集。その中から「撮影を頑張れる原動力はなんですか」という質問が選ばれると、清野は「賢人くんですね。本当に体力がかなり必要な役でかなり大変だったと思うんですけど、毎日、大きな声で皆さんを引っ張ってくれていて、いつも明るくて笑顔で、そんな姿を見ていると、毎日戦っているけど、もっと頑張ろうという気持ちにさせてもらえました」と山崎を称えた。山崎は「うれしいです。菜名ちゃんはラフで気を使わなくて、男だらけの中で楽しく撮影できていた。それは菜名ちゃんの人柄だと思います」と返していた。

「役作りではどんな努力をしましたか」という質問があがると、羌カイ役の清野は「人間離れをした動きをするキャラクターを演じたので、原作ファンの方々に納得してもらえる動きをアクションチームと模索していました。アクションチームが教えてくれるんですけど、見ただけじゃできなくて、習得するのに電子レンジを回しているときでも腰を回したり首を回したりして、体に焼き付けるようにやっていました」と振り返った。佐藤監督は「清野さんはアクションできるということが植え付けられていましたが、要求していることがかなりテクニカルだったので、見てたらアクションチームの一員でしたね。でも動きはすごかったですよ」と絶賛していた。

　同作は、紀元前の中国春秋戦国時代を舞台にした漫画「キングダム」の実写映画化。天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信（山崎）と、中華統一を目指す若き王で後の秦の始皇帝・エイ政（吉沢亮）の2人を主人公に壮大なスケールで描く。同作は7月24日までの10日間で、動員155万人、興業収入22.7億円を突破している。

※山崎賢人の「崎」の正式表記はたつさき