サッカーフランス1部リーグの強豪、パリ・サンジェルマンのレセプションパーティーが19日、都内のホテルで行われ、「キャプテン翼」で知られる漫画家の高橋陽一氏がゲスト参加。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ブラジル代表FWネイマール、フランス代表FWキリアン・エムバペらビッグスターたちを前に、“生イラスト”を描いてエールを送った。

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　27年ぶりの日本ツアーを展開する同クラブ。この日は、来日メンバー全員とガルティエ監督が参加した。高橋氏はライブドローイングで、大空翼と岬太郎の2人のキャラクターを描いた。高橋氏が丁寧な描写でボードにペンを走らせていくと、選手たちはくぎ付けに。とりわけ、ネイマールは熱心に見入った。選手たちはいったん退場の時間になったが、ネイマールはエムバペらとともに最後まで残り、描き上げた高橋氏に拍手を送った。

　世界中で親しまれているキャプテン翼。今年4月には同クラブが、メッシ、ネイマール、エムバペの3選手について、“キャプテン翼風”にキャラクター化したオマージュアニメを公式SNSで公開。スター選手にも愛されていることが話題となった。

　高橋氏にとってこうして選手の前でライブドローイングをするのは初めてといい、「ちょっと滑るボードでしたが、いつも通りに描くことができました。うれしい限りです。日本のアニメや漫画の文化は高い水準にあると思います。世界的に認められることは光栄です」と感想を語った。

　フランスのメディアからエムバペに関連した質問が飛ぶと、「エムバペをモデルにした選手をこれから出したいですね」。特に注目するメンバーについてメッシ、ネイマール、エムバペの3人の名前を挙げ、「3人とも来日してくれたので、3人のプレーが楽しみです」と、試合観戦を心待ちにしていた。