【BreakingDown】朝倉未来、女性版“路上の伝説”へラブコール「ガチのアウトローな女性に期待」
1分間で最強を決める格闘技イベント「BreakingDown5」が17日、都内で行われた。大会終了後に同大会のスペシャルアドバイザーを務める朝倉未来が囲み取材に応じ、“野望”を明かした。
大会直後には課題も列挙
1分間で最強を決める格闘技イベント「BreakingDown5」が17日、都内で行われた。大会終了後に同大会のスペシャルアドバイザーを務める朝倉未来が囲み取材に応じ、“野望”を明かした。
今回で5回目の開催となる「Breaking Down」。今大会では初の女子カードも組まれ、今までとは違う戦いに注目が集まった。未来自身も手応えを感じつつも改善点を早くも見つけたようだった。
「だいぶ良い大会になってきた。でも、まだまだ修正点はある。本当に毎大会確実にレベルアップしていく。そういう団体にしていければと思います」
指摘したのはジャッジの方法だった。「今回は視聴者が審査に入ることで5人になった。そのためドローというのはなくなったんですけれど、まぁドローのような試合もあった。延長戦を見たい試合もありましたし、メインとかはプロなのでオープンフィンガ―の試合用でやっても良い。メインは1分×3Rでもいいのかな」と思考を巡らせる。
また「歯がゆい感じで終わるのが1番嫌なので。不良同士のけんかで中途半端に終わるのは良くないから。その辺ちょっと試行錯誤していきたいと思います。参加者もスッキリいくようなそんな試合もあっていいのかなと思います」と大会のさらなる成功に意欲を示した。
格闘家“朝倉未来”の表情を見せる
現役セクシー女優に、“土木ガール”、元ラウンドガール、女芸人、社交ダンサーとタレントぞろいだった女子大会。次回大会でもカードが組まれることを示唆する。まだ見ぬ女性版“路上の伝説”へラブコールを送った。
「今回女子の試合を見せたことによって、もっと女子刑務所出身だとかレディースとかそういうガチのアウトローな女性が来てくれることを期待したいですね」
試合に勝利した選手たちが多く口にした「海外進出」。世紀の一戦の売り上げを引き合いに今後のビジネスプランも明かした。
「団体は言えないのですが、そこと対抗戦みたいのをやりたいなって。場所に関しては正直どこでもいいんですが、僕が生み出したいのは中国ですね。ビジネス的においても1分の大会は世界でバズるので、市場が大きいところに興味を持ってもらいたいなと思います」
次回大会ではその様相が大きく変わる可能性もある。「結構、プロ格闘家の『参戦したい』の声が多い。エンタメ枠、オーディションで呼ばれている子もそれはそれで興味を引くし、おもしろいと思う。でも、PPVの売り上げが天心―武尊戦のように伸びないのは、試合がおもしろくないと思われているから。今後はメインの下4試合ぐらいはプロの選手の試合を組んでいきたいです」とうなずいた。
ビジネスマンとしての表情から格闘家“朝倉未来”に表情は変わった。
「僕自身も1分間の闘いにすごい自信を持っている。海外の対抗戦のときに向こうの1番強いのとやったら勝負論もありますよね。近いうちに出たいと思っています。募集しても僕に勝てない人が多いと思うから、こうやって発言することで運営に話をする人がいると思うのでそのなかで選んでやりたいと思います」
開催するごとに新たな“スター”が誕生する「Breaking Down」。6度目の開催では大きな変化が予想される。9月にはフロイド・メイウェザー(米国)とのスペシャルマッチを控える未来は何を見せてくれるのか。エンタメと格闘技が両立するこの大会には今後も注目していきたい。