お笑いコンビのオズワルド（伊藤俊介、畠中悠）が17日、東京・東大安田講堂で行われた東京大学×吉本興業：笑いのコミュニケーション科学成果報告イベント「M1グランプリを科学する！」に登場した。当日はマヂカルラブリー（野田クリスタル、村上）、ゆにばーす（川瀬名人、はら）も登壇し、漫才を披露した。

　イベントでは、日本一の若手漫才師を決める大会「M-1グランプリ」を東大大学院教授らが学術的に分析し、各々定めたテーマの研究成果を発表した。東大大学院の浅谷公威特任講師が計算社会科学による分析でオズワルドを今年のM-1王者と予想。会場から大きな拍手に包まれた。伊藤は「おそろしく気分がいいですね」と笑顔を見せつつも、「なぜ、そうなったか、いまいちよくわからない」と話して、笑いを誘った。

　先日、蛙亭のイワクラと熱愛報道があった伊藤。報道陣から「今後、研究者に研究してもらいたいテーマはありますか」と質問が上がると、川瀨名人が「芸人は同じ付き合うと面白くなくなるのかということですね」と伊藤をイジった。伊藤は「なんで自分から言うの！」とツッコミを入れつつ、伊藤は「芸人が恋愛してもつまらなくならないです」と断言していた。

　また、報道陣が「M-1決勝に残る秘訣（ひけつ）があったらお聞かせ願いたいのですが」と聞くと、伊藤は「やるっきゃないというか、コツがわかっていたら苦労してない。頑張るしかないですね」と熱弁。畠中は「現時点で行ける保証はないですし、いかに行きたいかという気持ちを予選で持っているかどうかですね」ととつとつと語っていた。