マヂラブ野田、東大生を前に漫才 「調子乗るなよ!」一喝理由は「なめられちゃう」
お笑いコンビのマヂカルラブリーが17日、東京・東大安田講堂で行われた東大×吉本興業:笑いのコミュニケーション科学成果報告イベント「M-1グランプリを科学する!」に登場した。当日はオズワルド、ゆにばーすも登壇し、漫才も披露した。
マヂラブ村上は、東大教授に「絶対ウケるものを作って!」と懇願
お笑いコンビのマヂカルラブリーが17日、東京・東大安田講堂で行われた東大×吉本興業:笑いのコミュニケーション科学成果報告イベント「M-1グランプリを科学する!」に登場した。当日はオズワルド、ゆにばーすも登壇し、漫才も披露した。
観客の3割程度が東大生で占めたイベントだったが、野田クリスタルは「調子乗るなよ!」と一喝するも、「かましておかないとなめられちゃうから」と説明し、笑いを誘った。村上が野田を指して「ハイパー高卒だから。中卒に近い高卒だから」とフォローにならないようなフォローをしていた。
イベントでは、日本一の若手漫才師を決める大会「M-1グランプリ」を東大大学院教授らが学術的に分析。東大大学院の植田一博教授は「笑いにおける“つかみ”の効果」、東大大学院の浅谷公威特任講師は「計算社会科学による分析で今年のM-1王者を予想」、東大大学院の大澤幸生教授は「ゆにばーす漫才のテキストを分析」といったテーマの研究成果を発表した。
今回、ファシリテーターを務めたアクセンチュアの中村健太郎氏は「マヂカルラブリーさんの2020年の優勝はつかみと文脈。2017年の上沼さんの発言までも文脈にして、開始マイナス6秒でつかみにしていました。改めて解明したなと思いました」と語った。すると、野田は「研究成果通りにしました」と返し、笑いを誘っていた。
最後に村上は「科学でお笑いを見ていくと説明がつく。皆さんが本気で研究していただいたら、絶対にウケるものを作れる。それをぜひいただきたいですね。お願いします」と懇願していた。