【石子と羽男】初回放送 有村“石子”と中村“羽男”コンビに期待大「法律の勉強にもなる」

女優の有村架純と俳優の中村倫也がダブル主演を務めるTBS系金曜ドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」の第1話が15日、放送された。初回から見せた石子と羽男の絶妙な掛け合いに、SNSでは「この先の展開気になる」と大盛り上がりだった。

有村架純(左)と中村倫也【写真:荒川祐史、ENCOUNT編集部】
有村架純(左)と中村倫也【写真:荒川祐史、ENCOUNT編集部】

東大卒ながら4回司法試験に落ちたパラリーガルを有村架純が演じる

 女優の有村架純と俳優の中村倫也がダブル主演を務めるTBS系金曜ドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」の第1話が15日、放送された。初回から見せた石子と羽男の絶妙な掛け合いに、SNSでは「この先の展開気になる」と大盛り上がりだった。

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(※以下、ドラマの内容に関する記述があります。)

 同ドラマは、東大卒ながら4回司法試験に落ちた崖っぷちパラリーガルの石子こと石田硝子(有村)と、1回で司法試験に合格した高卒弁護士・羽男こと羽根岡佳男(中村)の“石羽コンビ”が、誰にでも起こりうる珍トラブルに挑むリーガル・エンターテインメント。

 NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で知られる脚本家・石田征史のオリジナル脚本で、昨年10月期の金曜ドラマ「最愛」を手掛けた新井順子&塚原あゆ子コンビがプロデュースと演出を務めることで放送前から話題になっていた。

 第1話の依頼人は、車の整備工場で働く会社員・大庭(赤楚衛二)。カフェで携帯を充電していると、店から訴えられたという。充電の理由は、前職の同僚・沢村(小関裕太)の力になりたいという気持ちからだった。大庭は前職の中古車販売店で支店長からパワハラを受けており、そのとき救ってくれた同僚の沢村がいまだに過去の自分と同じ目に合っていることを知る。その証拠をつかむために中古車販売店の前にあるカフェで毎日盗撮を行っていたのだった。

充電事件は意外な展開に発展

 調査を続けるうちに、大庭が中古車販売店から整備工場に転属になった事件に沢村が関わっていたこと、そして支店長の差し金だったことが発覚。それだけでは満足せず、再び沢村を利用して大庭を陥れようとしていたことも明らかになる。

 悪者が誰か分かっているにも関わらず、誰も支店長を訴えようとしない現状に、石子が「なんで声をあげないんですか?」と疑問を投げかけると、大庭は「自分が務めている会社をうったえるのは気が引けて……」とぽつり。

 そんな大庭に石子は「情けないと思った? それは違いますよ」と語りかけ、「人間関係を円滑にするためのルール、それが法律です。」と説明する。さらに、法律を使ってできることはたくさんあること、それを手伝うことが弁護士の仕事であることを説明する石子。

「でも、声を上げていただかなければ、お手伝いできません。法律を上手に活用し、幸せに暮らしていただければと存じます」と話す石子の言葉に、大庭は「支店長、あなたの行為を会社に報告し、しかるべき対応を求めます」と、これまでの仕打ちを訴えることを決意した。報復が怖くて言いなりになっていた沢村も、これまでに影で撮りためていた支店長のパワハラ発言が録音されたボイスレコーダーを証拠として提出することを宣言する。

 カフェでの電源の無断使用が問題かと思いきや、その陰にあった重大事件の解決に至った第1話。まさかの展開にSNSは、「めっちゃ面白かった! これは2話が楽しみだ」「スマホの充電からすごい展開でしたよね」「法律の勉強にもなるし、内容も面白いです」と大盛り上がり。

 さらに第1話では、羽男は司法試験を一発でパスしているものの、それは「フォトグラフィック」という目で見たものを写真のように記憶できる能力によるもののおかげであること。不測の事態により自分のプランが崩れるとフリーズしてしまい対応することができなくなること、そのせいで前の弁護士事務所をくびになったことも明かされた。

 石子もまた、東大法学部を主席で卒業しながら司法試験に受かることができず、また落ちることが怖くて試験を受けられずにいるというコンプレックスを抱えている。互いに欠点のある石子と羽男の関係がどう変わっていくかも見どころの一つで、「一歩後ろに立っていた石子が、フリーズしてしまった羽男の前に出ていくシーンがすごく好き」「羽男さんのなにか抱えている表情……。この先の展開気になる」と、期待する声が多く上がっている。

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