元NMB48高野祐衣、アイドルのセカンドキャリア問題は「シビア」 後輩へアドバイスも
元NMB48の高野祐衣が代表を務める「ゆい酒店」が7月16日に西浅草に初の実店舗(11時~19時営業予定)をオープンすることとなり、オープン前日となる15日に高野が報道陣の囲み取材に応じた。
代表を務める「ゆい酒店」が7月16日に初の実店舗オープン
元NMB48の高野祐衣が代表を務める「ゆい酒店」が7月16日に西浅草に初の実店舗(11時~19時営業予定)をオープンすることとなり、オープン前日となる15日に高野が報道陣の囲み取材に応じた。
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「ゆい酒店」は、高野の「日本酒の美味しさ・奥深さを伝え、日本酒を通して“感動を提供する場所”を作りたい」という想いから誕生。女性杜氏、若手杜氏の蔵を中心に多様な銘柄を取り揃え、日本酒の堅苦しいイメージを払拭し、より身近に感じてもらうことを目指しており、今後、オンラインストアの開業に向けての準備も進めていく。
念願だったという“実店舗”の酒店をオープンすることを、もともと所属していた吉本興業の芸人に報告したか尋ねられた高野は「私は活動休止中の吉本坂46にも所属していたんですけど、その中の(同じ)グループのレインボーの池田(直人)くんが『落ち着いたら行くね』って言ってくれました」と声を弾ませ、NMB48のメンバーについては「日本酒となると、若い世代の元NMBの子たちはあまり興味を持たないので、『来てね』というよりは、“こんなこと始めたんだ”って、アイドルを辞めてもイチからお店を構えて、新しい業界でも頑張っているというのをすごいなと思ってもらえたらうれしいなと思います」とにっこり。
加えて、高野は「みんな口には出さないんですけど、(アイドルは)セカンドキャリアに悩むと思うんですね。私も実際にそうだったんですけど、大学も行ってないし、社会人経験もないし、どうしようって。芸能界で頑張って結婚して家庭に入るのかなと思っていたんですけど、こうやって新たな業界に入ってイチからのスタートでセカントキャリアということで、この歳で新しいことを始められていい人生だなって思います」と目を輝かせ、「難しい決断でしたけど、この選択をしてよかったなって、明日オープンを控えて思っています」としみじみと語った。
そして、アイドルのセカンドキャリアについて「けっこうシビアな問題」という高野は、「言葉選びが難しいんですけど、NMBにいたときが知名度とか活動内容が全盛期だと思うんですね。なので、卒業時期も悩みますし、セカンドキャリアも悩みますし、みんなが直面するところだと思うんですけど、そこに直面したときにやりたいことがあって恵まれていたなと私は思います」と吐露し、後輩のアイドルたちから相談されたらなんと声をかけたいか尋ねられると「やりたいことが見つかったときに、失敗を恐れて選択しないという子もいると思うんですけど、私の場合は選択したことがすでに成功だなと思っているので、もし赤字になったとしても、自分で選択したということで自分の人生は確実に豊かになっていると思いますし、失敗だとは思わないタイプなので、選択したことに意味があるって思います」とコメント。「もし、日本酒に出会っていなかったら?」と声が飛ぶと、「何をしていたんだろうって思います。必死に結婚相手を探していたんだろうなって思います(笑)」と笑い飛ばした。