「ジャンプの漫画学校」第3期開催が決定 「ONE PIECE」「鬼滅の刃」編集者も登場予定

集英社の少年漫画誌「週刊少年ジャンプ」編集部と「ジャンプSQ.」編集部、さらにマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」編集部による、漫画家、漫画家志望者を対象とした漫画制作の講座「週刊少年ジャンプ・ジャンプSQ.・少年ジャンプ+present ジャンプの漫画学校」第3期開催が決定した。11日午前10時より受講者の募集を開始する。

「ジャンプの漫画学校」が受講者を募集開始
「ジャンプの漫画学校」が受講者を募集開始

ジャンプグループの作家・編集者を講師として、漫画制作の講座を実施

 集英社の少年漫画誌「週刊少年ジャンプ」編集部と「ジャンプSQ.」編集部、さらにマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」編集部による、漫画家、漫画家志望者を対象とした漫画制作の講座「週刊少年ジャンプ・ジャンプSQ.・少年ジャンプ+present ジャンプの漫画学校」第3期開催が決定した。11日午前10時より受講者の募集を開始する。

「ジャンプの漫画学校」は、ジャンプグループの作家と編集者を講師として、漫画制作に関する講座を全8回にわたって実施するもの。第1期は2020年8月から12月にかけて全10回で、第2期は21年9月から12月に全8回で実施。実施後の参加者に対して行ったアンケートの満足度も高く、好評を博していた。受講後には、集英社に限らず多くの媒体での掲載実績にもつながっている。

 第2期は新型コロナウイルスの影響で全講座オンライン講義となったが、第3期は集英社にて対面による講座を予定。期間中は受講者に編集者が「仮担当」として付き、ネームの添削を行う。また、卒業制作作品は「少年ジャンプ+」に掲載され、読者の反応を得ることができる。

 カリキュラムは、第1期、第2期に続き「キャラクター」「企画」「バトル・ファンタジー漫画」などさまざまなテーマでの講義となる。第3期の講師は、『かぐや様は告らせたい 』『【推しの子】』の赤坂アカ氏、『血界戦線 Back 2 Back』の内藤泰弘氏、『あやかしトライアングル』の矢吹健太朗氏、『怪物事変』の藍本松氏など、ジャンプ各誌を代表する人気漫画家が務め、『ONE PIECE』や『鬼滅の刃』などヒット作品を立ち上げた編集者たちも登場する。

「週刊少年ジャンプ」「ジャンプSQ.」「少年ジャンプ+」各編集長のコメントは以下の通り。

○週刊少年ジャンプ編集長・中野博之
「『ジャンプの漫画学校』第3期を開催できること、うれしく思っています。多様化する漫画界において、私たち出版社・編集部の必要性はどこにあるのか? 漫画家のために何ができるのか? 編集部一同、考えて企画したのがこの学校でした。『面白い漫画の描き方』とは、一つの答えがないテーマですが、私たちの持つ経験やデータをもとに一緒に考えていければと思います。ご応募お待ちしています」

○少年ジャンプ+編集長・細野修平
「第3期となる『ジャンプの漫画学校』ですが、漫画家になりたいみなさんのために今年も面白い授業を準備しています。雑誌からWeb媒体、SNSなど漫画の発表や表現の幅は広がっていますが、大事なことは共通しています。それをしっかりお伝えしたいです。みなさんのご応募お待ちしています」

○ジャンプSQ.編集長・吉田幸司
「誰でも漫画が描ける(発表できる)今の時代だからこそ、編集部やジャンプ連載作家が何を考えているかを知り、同じ志を持った仲間と共に学ぶことで、みなさんの成長のきっかけとしていただきたいです。編集部はいつでもたくさんの読者に読んでもらえる漫画を目指しています。『ジャンプの漫画学校』第3期、ご応募お待ちしています」

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