安倍元首相銃撃、海外メディアも震撼「日本での銃撃事件は極めて珍しい」
自民党の安倍晋三元首相が8日午前、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で不審な男から銃撃された。異例の事態を受け、海外メディアも衝撃を伝えている。
安倍晋三元首相が8日午前、背後から銃撃される
自民党の安倍晋三元首相が8日午前、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で不審な男から銃撃された。異例の事態を受け、海外メディアも衝撃を伝えている。
英国営放送「BBC」は「日本の元首相・安倍晋三が銃による襲撃で重傷」の見出しで報じ、「銃の所持が認められていない日本では、銃による暴力事件は珍しい。特に政治的な暴力事件はほぼ聞かない」と紹介。オーストラリアのケビン・ラッド首相による「これは民主主義を支える人々への攻撃だ」というコメントも報じた。
また、米テレビ局「CNN」は「日本での銃撃事件は極めて珍しい」と題し、今回の事件の特異性を報道。「非常に厳しい銃刀法の下にあり、世界的にも銃の犯罪率が低い日本に、安倍晋三元首相への銃撃事件は衝撃を与えた」と伝えている。