安倍元首相の銃撃事件受け、無所属の乙武洋匡氏も街頭演説を中止「無事を心より祈念」
自民党の安倍晋三元首相が8日午前、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で不審な男から銃撃されたことを受け、参院選東京選挙区(改選6)から立候補している無所属の乙武洋匡氏(46)が街道演説を中止した。乙武氏の広報事務局が「ご案内しておりました、本日の乙武洋匡の街頭活動につきまして、中止することを決定しました。明日のスケジュールにつきましては現在のところ未定のため、追ってご報告させていただきます。安部元総理のご回復を心よりお祈り申し上げます」と発表した。
広報事務局と本人が発表
自民党の安倍晋三元首相が8日午前、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で不審な男から銃撃されたことを受け、参院選東京選挙区(改選6)から立候補している無所属の乙武洋匡氏(46)が街道演説を中止した。乙武氏の広報事務局が「ご案内しておりました、本日の乙武洋匡の街頭活動につきまして、中止することを決定しました。明日のスケジュールにつきましては現在のところ未定のため、追ってご報告させていただきます。安部元総理のご回復を心よりお祈り申し上げます」と発表した。
乙武氏自身も事件を受け、ツイッターを更新。「安部元総理の銃撃事件を受け、本日の街頭演説活動は中止とします。政治思想が違っても、価値観が合わなくても、暴力によって相手の口を塞ごうとすること、相手の命を奪おうとすることは、決して許される行為ではありません。安倍元総理の無事を、心より祈念いたしております」と記した。
投票日まで残り3日。立候補者にとっては「勝負の週末」の位置付けだったが、この日の選挙活動中止は、与野党を超えた全体の流れになっている。