ジャニーズWEST重岡大毅、ドラマ撮影現場で大切にした3つの言葉「大きい声で言うように」
ジャニーズWESTの重岡大毅が、主演を務めるドラマ24「雪女と蟹を食う」(毎週金曜深夜0時12分)の制作記者会見を開き共演の女優・入山法子、俳優・勝村政信と共に撮影裏話を語った。
「原作も読んで気合い入れなあかんなと」
ジャニーズWESTの重岡大毅が、主演を務めるドラマ24「雪女と蟹を食う」(毎週金曜深夜0時12分)の制作記者会見を開き共演の女優・入山法子、俳優・勝村政信と共に撮影裏話を語った。
このドラマはヤングマガジンで連載された新進気鋭の漫画家・Gino0808による同名作品を原作として、テレビ東京系で8日から放送を開始する。
重岡は、冤罪によって人生が狂い自殺を決意する男・北を演じ、「蟹を食べてから死ぬ」と思い立ち北海道を目指すことに。入山が演じる雪女のような謎多きセレブ妻との奇妙な二人旅を描くサスペンス要素の強いラブストーリーとなる。
会見ではこの日のために作ったというおそろいのTシャツで登場した3人。
重岡は主演を務めることについて、「決まった時は素直にうれしかったです。原作も読んで気合い入れなあかんなと思っていました。現場に入ってからも、迷惑をかけないようにして、『はい・わかりました・すみません』を大きい声で言うように心がけました」と撮影時のエピソードを紹介。入山は重岡について、「真っ直ぐで自分の持てる力をぶつけるお芝居をされていました」と説明した。さらに勝村は、「チーム重岡になっていて、スタッフの中心にいつもいるんだなと感じました。すごく良いチームで撮影できたと思います」と明かした。
勝村はロケ地となった北海道について、「僕が北海道に行った時に阿部寛ちゃんも来ていて、同じホテルらしいですという話になったんです。一緒に2日間ご飯食べていました」という意外な裏話を披露すると、入山は「一人でラーメン食べに行ったり、ジンギスカン食べたりグルメを堪能しました」と話した。また、重岡は「北海道のロケがクランクアップした後にジャニーズWESTのコンサートがあるのでひとり残ったんです。そのコンサートのMCで、北海道にあるセイコーマートのカツ丼おいしかったですって言ったら会場がドンと沸いてハートを鷲掴みにしました」と明かした。
今回のドラマでは、それぞれの役で長セリフが多く苦労したという3人。重岡は「念仏のように唱えたりお風呂の中で読んでみたり、ありとあらゆる手法を使いました」と話し、年長者の勝村にセリフを覚えるコツを聞くと、「だんだん年を経てくると、もう覚えられない(笑)。50を過ぎると、ちょっと用事をすると全部忘れていたり…なんだろうなあ、諦めてください」と独特なアドバイスで笑いを誘った。
北海道を目指すロードムービー的な側面も持っている「雪女と蟹を食う」。重岡は「やたらとお土産を買ってしまいました。お仕事やコンサートで東京に帰るタイミングがあったので、買っては持って帰っての繰り返しだから、家がアンテナショップみたいになっていました」と話した。
そんな重岡は、ジャニーズWESTのメンバーとしてツアーを行いながらの撮影に。「むちゃくちゃハードでしたよ。でも、僕にとってはメンバーと会うこともエネルギー補給になるし、ライブはスカッとするので楽しかったです」と明かした。
最後に、ドラマの見どころについて勝村は、「入山さんが本当に素敵で、素晴らしいお芝居をしていたので注目してください」と話すと、入山は「自分じゃない誰かを思いやる気持ちを考える作品となったので、近くにいる人のことを考えながら北上していく旅を楽しんでもらいたいです」と説明した。
重岡は、「ワンチームで作った映像、ストーリーもそうだし、みなさんのお芝居も良いし……。見どころはいっぱいですが、とりあえず1話を見てください!自分のターニングポイントになった作品だと思っているので、本当にこのドラマをやって良かったなと思います。はよ、見てほしい」と話し会見を終了した。