俳優の西島秀俊が7日、都内で行われた映画「グッバイ・クルエル・ワールド」（9月9日公開）完成披露イベントに登壇した。

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　同作は全員が互いに素性を明かさない強盗組織が、ラブホテルで秘密裏に行われていたヤクザ組織の資金洗浄現場を狙い、大金強奪に成功。それぞれの日常に戻るはずが、ヤクザが刑事を雇い、大波乱のゲームが始まるという、銃撃戦クライム・エンターテインメント。この日の完成披露イベントには、西島のほかに斎藤工、宮沢氷魚、玉城ティナ、三浦友和、大森立嗣監督が登壇。トークで会場を盛り上げた。

　西島は一夜限りの強盗団に参加したことで「こんなはずではなかった」という展開に巻き込まれて行く安西という役を熱演。司会者から「西島さんのバイオレンスを楽しみにしている人が多いのでは？」と聞かれると、「最近はけっこう穏やかな役をやることが増えていて……。確かにそういう世界の役をやっていなかった。追い込まれている僕が好きな方がいれば、ご期待に添えると思います」とはにかんだ。

　すると、斎藤は「最高ですよ西島さん、しびれます」とニヤリ。斎藤に「この間まで地球を守っていたりしたのに……。車も運転してくれるし、貴重な西島秀俊が観れます」と、共演した映画「シン・ウルトラマン」や西島が主演した映画「ドライブ・マイ・カー」を引き合いに出された西島は、「地球を守っていたのはあなたでしょ」とウルトラマンネタで応戦していた。