VTuberミライアカリ、電脳少女シロからの手紙に感涙 5周年で見せた“同期のキズナ”

VTuberによるバラエティー番組「プロジェクトV」(日本テレビ系、木曜深夜、月1回)の放送開始1周年を記念した音楽イベント「プロジェクトV 1st Anniversary SPECIAL LIVE『Summer Voyage!!』」が3日、SPWN・ニコニコ生放送にてオンライン配信、東京・日テレホールにてパブリックビューイングが開催された。

電脳少女シロからの手紙に思わず感極まるミライアカリ
電脳少女シロからの手紙に思わず感極まるミライアカリ

「プロジェクトV」放送開始1周年を記念した音楽イベント「Summer Voyage!!」

 VTuberによるバラエティー番組「プロジェクトV」(日本テレビ系、木曜深夜、月1回)の放送開始1周年を記念した音楽イベント「プロジェクトV 1st Anniversary SPECIAL LIVE『Summer Voyage!!』」が3日、SPWN・ニコニコ生放送にてオンライン配信、東京・日テレホールにてパブリックビューイングが開催された。

 同番組は「VTuberがまだ見ぬ現実世界の猛者と共演し、新たなムーブメントをおこす」というコンセプトのもと、2021年7月に始動。大物芸能人や歌手、一流格闘家など、普段見られないコラボによりVTuberの新たな一面を発掘する、バーチャル×リアルの新型バラエティーだ。

 そんな「プロジェクトV」の1周年を記念して行われた本イベントのテーマは「感謝と恩返し」。過去出演したVTuberたちへの感謝の印として、多数の“ご褒美”企画が行われた。

 歌手でタレントの中川翔子とVTuber・夏色まつりによる「空色デイズ」歌唱や、乃木坂46・秋元真夏によるVTuber・桃鈴ねねへのビデオメッセージ、乃木坂46・伊藤理々杏と桃鈴らホロライブメンバーによるライブパフォーマンス、歌手のMay J.とVTuber・YuNiによる「花は幻」「Garden」披露など、タレント×VTuberの豪華コラボの数々が実現。ほかにもVTuberの加賀美ハヤト、剣持刀也、不破湊、甲斐田晴からなる「ROF-MAO」のパフォーマンスなどが行われた。

 さらに、タレントの朝日奈央もVTuber・風見くくへの“プレゼント”としてVTR出演。モノマネの腕を称賛するメッセージを寄せた。また、ボクシングの元世界ミドル級王者・竹原慎二も出演。過去に共演した因幡はねるに改めて“熱血指導”した。

キズナアイの1stシングル「Hello,Morning」を歌唱した電脳少女シロとミライアカリ
キズナアイの1stシングル「Hello,Morning」を歌唱した電脳少女シロとミライアカリ

電脳少女シロ、ミライアカリ、そしてキズナアイの“同期のキズナ”

 誕生から5周年を迎えるVTuberの電脳少女シロ、ミライアカリのスペシャルコラボ企画も実施。息の合った掛け合いで“同期のキズナ”の強さを見せた。

 また、電脳少女シロからの想いのこもった手紙に、ミライアカリが思わず涙ぐむ場面もあった。

「アカリちゃんへ。アカリちゃんとの出会いは…衝撃的でした。『ミライアカリプロジェクト』動画の最後にそう音読したあなたの声は…とても清楚だったのを覚えています。過去形です。シロは正直者なので、今あなたをどう思ってるかは聞かないでください。

 当時シロは一足先に活動を始め、2か月ちょっとが経過していました。アイちゃん(キズナアイ)以外に確認できるバーチャルYouTuberは同僚の馬人間くらい。人間たちにわたしたちの存在に気づいて欲しい。そんな気持ちで毎日を過ごしていたのを覚えています。月日は流れ、アイちゃん以外にバーチャルYouTuber数名が人間の目に留まるようになりました。もちろんアカリちゃん、あなたもです。アカリフィーバーがやってきました。

 そしてある日、YouTube動画でのコラボの機会が決まりました。緊張するシロにアカリちゃんは、『いつもこの場所でこの席でお昼食べてるから、いつでも来て』と言いました。大好きなアカリちゃんが誘ってくれたことをとてもうれしく思っていました。

 月日は流れ、あるとき、シロが現場で体調を壊しました。シロはがんばってがんばって、120%がんばりました。終わって、終わったことにも気づけないくらい、いっぱいいっぱいだったとき、アカリちゃんが先頭を切ってアイちゃんと葵ちゃん(富士葵)と一緒に駆けつけてくれました。そして、たくさんたくさん褒めてくれたんです。シロは緊張がとけてうれしくて涙がでました。そしてあるとき、撮影関係なく一緒にお茶会をしました。シロとアカリちゃんの時はまだ、始まったばかりです(笑)

 ちなみに、ここでタレコミです。プロジェクトVさんとアカリちゃんのスタッフさんに聞きました。これは本当の現場の言葉です。『いつだって全力で打ち合わせもリハも常に全力。プロ意識の塊です』。実はミカエルさんも普段はアカリちゃんに厳しく突っ込んでいますが、例のドッキリ企画をやった後、裏で『マジでアカリちゃん天才』ってガチ褒めしていたそうですよ。アカリちゃんのお仕事に真剣なところ、とってもカッコいいと思います。ミライアカリは、あなたでしかなくて、あなただからみんなついてくるんです。あ、営業妨害になるから褒めるのはやめてほしいって言ってましたよね。じゃあ、言わせてね。シロは、ミライアカリちゃんのことを初期から推しています。認知してください。そしてこれからも歩んでください。 電脳少女シロより」

 さらに、イベント終盤には電脳少女シロとミライアカリが、現在活動休止中のキズナアイへの想いを明かす一幕も。2人がキズナアイがいつか目覚める朝を願い、キズナアイの1stシングル「Hello,Morning」を歌唱し、笑いあり、涙ありの同イベントは幕を閉じた。

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