【RIZIN】17歳の現役女子高生・須田萌里が鮮やか一本「得意の腕十字で極められてうれしい」
須田萌里(SCORPION GYM)が地元・沖縄のにっせー(チームにっせー/アローズエンタテインメント)に2分12秒の1本勝ちを収めた。
「湘南美容クリニックpresentsRIZIN.36」第3試合
格闘技イベント「湘南美容クリニックpresentsRIZIN.36」(2日、沖縄アリーナ)RIZIN MMAルール、第3試合、5分×3R、49キロ
須田萌里(SCORPION GYM)が地元・沖縄のにっせー(チームにっせー/アローズエンタテインメント)に2分12秒の1本勝ちを収めた。
本当に17歳なのかという堂々たる戦いぶりだった。1R、須田は前蹴りから入る。お互い蹴りでけん制しあっていたが、組み付くとグラウンドに引き込む。腕十字を狙うが、にっせーにエスケープされる。
慌てない。グラウンドに付き合いたくないにっせーがスタンドにとどまっているとまるで「こっちに来い」と言っているかのように手招きした。
しびれを切らし須田はスタンドへ。しかし、すぐにグラウンドに引き込むと再び下から腕十字を狙う。上手く対応されるとすぐに三角の姿勢へ移行。にっせーが防御に徹するすきをつき、腕十字を極めた。
試合後、須田は「初めましてRIZINファンのみなさん。DEEPジュエルズからきました須田萌里です。前回の試合で一本で負けてしまって悔しくて、得意の腕十字で極めることができてうれしいです。応援ありがとうございました」と笑顔でマイクした。
17歳の現役女子高校生で柔術がベースの須田は5月に大島沙緒里が持つ「DEEP JEWELSアトム級王者」のベルトに挑戦し、1R一本負けを喫していた。試合直前インタビューでは、今年開催される予定の女子スーパーアトム級GPトーナメントへの興味も示していた。
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【動画】須田萌里が鮮やかな腕十字を極めて1本勝ちの瞬間