フジテレビ系ドラマ「ナンバMG5」（毎週水曜、午後10時）の特別編「全開バリバリでアリガト編」が29日に放送された。同作は不良漫画の天才・小沢としおの「ナンバMG5」＆「ナンバデッドエンド」（秋田書店）を映像化。筋金入りのヤンキー一家「難破家」の次男・剛（間宮祥太朗）が、実は「ヤンキーをやめたい」「普通の高校生になりたい」と、家族に内緒で健全な高校に入学するという高校“逆”デビュー物語で、22日に最終回を迎えたが、この日は特別編が放送された。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　剛（間宮祥太朗）たち難波家の面々は、サプライズで愛犬・松（豆三郎、声：津田健次郎）の誕生日パーティーを開こうと計画する。だが、楽しそうに企画会議をしている家族に相手にされず、仲間外れにされたと思い込んだ松はすっかり落ち込んでしまい、家を出て行ってしまう。

　あてもなくさまよっていた松は、この2年半に間に起きた出来事を思い出す。そんな中、松は伍代（神尾楓珠）や大丸（森本慎太郎）、藤田（森川葵）たちに出会う。退学危機にあった剛のために、伍代と大丸が頭を下げていたことや、深雪がひそかに剛に手紙を書いていたことが明らかに。その手紙をくわえた松は、伍代によって剛に引き渡される。家に戻った松は難波家からサプライズで誕生日祝いをされ、家族の絆はより一層深まる。

　これまでのダイジェストや名シーンを振り返りながら、その裏側にあった伍代や大丸の行動が明かされたり、互いに感謝を伝えあったり……と本編の熱さそのままに放送された特別編。劇中では松の声を担当している津田がついに登場し、松に「早く家に帰れよ」「みんな心配しているぞ」と優しく声をかけ、“共演”を果たした。

　SNSでは「津田さんと松の共演が見れてほっこり全開でした」「津田さん声もいいのにイケメンてずるいよなぁ」「津田健次郎さんお姿もお声も激渋で超絶カッコよかったです」「かわいいとかっこいいが渋滞してる」と大盛り上がり。1話放送の時点では松の声優が誰なのかは伏せられていたが、2話の放送前に津田が担当していることが明かされ、反響を呼んでいた。