女優の新垣結衣が27日、都内で行われた映画「ゴーストブック おばけずかん」（7月22日公開）完成披露試写会に出席。昨年12月に大河ドラマのオンライン会見に参加した新垣だが、リアルイベントの登壇は2019年5月28日に行われた「向田邦子賞」授賞式以来、およそ3年ぶり。昨年5月に歌手の星野源と結婚してから初めて公の場に姿を見せた。

　星野が担当した映画主題歌「異世界混合大舞踏会fe（at. おばけ）」をBGMに共演者の神木隆之介、城桧吏らとともにステージに登場。ランウェイを歩き、“おばけポーズ”を披露した。笑顔を振りまいていた新垣だが「慣れないランウェイでおばけポーズは恥ずかしかったですね……」と赤面した。

　人気児童書「おばけずかん」を実写映画化した作品で、どんな願い事も叶えてくれる本を手に入れた子供たちがおばけの世界に迷い込むというストーリー。新垣は子供たちと一緒におばけの世界を冒険する新米教師を演じた。

　新垣は共演した子どもたちと現場で勉強をしたことを告白。「待ち時間、勉強している子がいたんです、テスト前で。教えてくれと言われたけど、全然教えられなくて（笑）。でも『できない』と言うのもなと思って、ネットで一生懸命調べながら参加したけど役に立たなかった」と申し訳なさそうに苦笑。城は「新垣さんは本当の先生みたいで、みんなをまとめてくれた。明るくて優しい方で僕のギャグにも新垣さんだけ笑ってくれた」と思い出を披露した。

　完成披露試写会には柴崎楓雅、サニーマックレンドン、吉村文香、山崎監督も参加した。