歌手で俳優の福山雅治が26日、「長崎スタジアムシティプロジェクト」のクリエーティブプロデューサーに就任したことを発表した。サプライズゲストとしてサテライト会場となるグラバー園から生中継で登壇し、熱い思いを語った。

　同プロジェクトは、ジャパネットグループが進めている地方創生計画。サッカー専用スタジアムの建設を中心として、周辺にはホテルや商業施設などの開発を予定している。

　福山は地元が長崎県ということで、ジャパネットグループとともに街づくりに参加することになる。また、起工式と新CM発表会では、ジャパネットホールディングス社長兼CEOの高田旭人氏（※高の正式表記ははしごだか）と、長崎県知事の大石賢吾氏、長崎市市長の田上富久氏が参加した。

　発表会では、福山が企画監修・総合演出・出演を務めた長崎スタジアムシティープロジェクトのCMを公開。楽曲には福山が制作した「光」が採用されている。

　サテライト会場からの出演になったた福山は「幕末から明治という時代の転換期で、日本の未来を作る出発点となったのがここ、グラバー園です。長崎スタジアムシティプロジェクトが長崎の未来と歴史の転換点になって欲しいと思い、この地から登場しました」と説明。

　またクリエイティブプロデューサー就任について「プロジェクトの構想や理念を読んでビックリして、社長さんとお会いしてみたいと思ったんです。その中で、いろいろな話を聞いて『本気でやる人なんだ』と感じ応援したいと考えました。これまで音楽や映像で培ってきた全ての経験や体験をどれだけプロジェクトに注ぎ込むことができるのか、そういった思いで参加させていただきました」と明かした。

　プロジェクトへの思いを問われると「若い世代が見て、すごいことが始まりそうだな、ワクワクできるなと思ってもらえたらうれしい。今住んでいる方たちも、なんだかいい感じになりそうと思ってもらいたいです。みんなで一緒にやっていきましょう！　という思いです」と発表会を締めくくった。