俳優の間宮祥太朗が主演を務める、フジテレビ系ドラマ「ナンバMG5」（毎週水曜、午後10時）に出演する間宮、神尾楓珠、森本慎太郎（SixTONES）が3人そろってクランクアップしたことを22日、報告した。

　ドラマでは、最初こそ敵対したものの、剛の秘密を知り、彼の悩みや葛藤と向き合い、最高のツレ（友人）となった3人。クランクアップした瞬間はお互いに熱い抱擁を交わし、本当の親友同士そのものだったという。

　最後のシーンは、9話のラストの雨の中でケンカを繰り広げる場面。雨の中のケンカのシーンということで、びしょぬれで血まみれだった間宮、神尾、森本。最後のカットの撮影が終わり、スタッフからクランクアップのかけ声がかかると、盛大な拍手と「うぉおおお！」という大きな歓声、そしてそれぞれに花束が贈られると、3人でぎゅっと熱い抱擁を交わした。

　間宮は涙を浮かべると「終わっちまったなー！　本当に、愛情しか感じなかった現場でした。伍代、大丸、どうしよう……。者の皆さんの愛情、ゲストで出演していただいた方たちの愛情、各部署のスタッフの皆さんの愛情。今まで聞いたことはありましたが、今回それを“全身全霊の芝居で返したい”と、こんなにも実感した現場はありませんでした。本当に……まだ続編で会うつもりでいるので、夜露死苦～！（剛風に）本当にありがとうございました！！！！！」と熱くコメントした。

　そして、間宮の誕生日を祝して巨大な寄せ書きパネルが送られるサプライズと「いえーーーい！！」と喜び。するとすでにクランクアップした、難破家の父役の宇梶剛士、母役の鈴木紗理奈、兄役の満島真之介が、なんとプライベートで撮影現場に駆けつけ、皆でハグを交わし労った。感動しながらも間宮は、「ありがとうございました！もう、鼻がぐっちゃぐゃだよ！」と言い、全員を爆笑させ締めくくった。

　クランクアップ直後のキャストのコメント全文は以下の通り。

○間宮祥太朗
「放心状態ですね。キャスト、スタッフさんたちとの小ネタとか思い出しますし、終わって大丸と伍代が自分の元に駆け寄ってくれたのもヤバかったし、そして難破家の皆が来てくれて子どもに戻ってしまいました。『ナンバMG5』をちゃんとやり遂げられたかな、という感じです。でも、まだ終わっていない！　って皆が思っているから、それだけを信じていられれば、と思います。普段けっこう話せるのに、今は気の利いた言葉が出てきません！」

○神尾楓珠
「3人でクランクアップできて、本当に良かったです。さみしさはもちろんありますが、続編があることを期待して！　間宮くんが毎日笑いかけてくれて、慎太郎くんが毎日面白い話をしてくれて、僕の壁はなくなって、楽しく撮影ができました。悔いが残るとしたら、最初から皆の中に入れたら良かったな、って。剛とタイマンはるぞっていう役だったのに、タイマンをはることもなく、こんなに仲良くなれて、皆さんが本当に“この現場が好き”って声をそろえるほど、とても楽しい現場でした！」

○森本慎太郎
「なんだか今はよくわからない感情です！　“もう、終わりなの？”というさみしさもあれば、“終わったぞー！でも続編もあるよね”という期待感もありますし、そして難破家の皆も来るし！　もう、“何？　何～？”という感じです。スタッフさんも皆笑顔で、すごくいい現場でした。間宮くんと神尾くんとは、役でも友人になるのですが、それとは関係なく本当の友だちになれました。原作から飛び出したように3人でいつもしゃべって過ごした日々は、本当に宝物ですね！」

　特別編「全開バリバリでアリガト」は、29日22時より放送される。