東京2020公式映画をカンヌで上映 IOCの絶賛に河瀬直美監督「全うできたと感無量」
20日に都内で行われた「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)のアワードセレモニーに、東京オリンピックの公式映画「東京2020オリンピック SIDE:A/SIDE:B」で総監督を務めた河瀬直美監督が登壇した。
「人間が描かれていると評価してくださった」
20日に都内で行われた「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)のアワードセレモニーに、東京オリンピックの公式映画「東京2020オリンピック SIDE:A/SIDE:B」で総監督を務めた河瀬直美監督が登壇した。
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同作について、河瀬監督は「IOCから、“公式記録映画”と言っていたものを“公式映画”という言い方に変えて作品を作ってほしいと言われた」と制作の裏側について明かし、「カンヌで上映されたとき、IOCの皆さんに来ていただいて『スポーツのドキュメンタリー映画ではなくて映画だね。人間が描かれているね』と評価してくださった」と笑顔。「最初にオーダーしていただいた『アスリートという人を描く』ということを全うできたんだなと感無量でした」と胸をなでおろしていた。
アスリート側の視点で描かれる「SIDE:A」と大会関係者や一般市民、ボランティア、医療従事者など非アスリートの人々にスポットを当てた「SIDE:B」の2部作で公開される同作。河瀬監督は「(カンヌでの上映当時は)『SIDE:A』しかできておらず、カンヌから戻ってきて『SIDE:B』を仕上げたばかり。スクリーンでお披露目できることをこの上なく幸せに思っております」と作品の完成を喜んでいた。
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