モーニング娘。卒業の森戸知沙希、アイドル人生は「愛おしくて忘れられない私の宝物」
アイドルグループ「モーニング娘。'22」が20日、東京・日本武道館で「モーニング娘。'22コンサート ~Never Been Better!~ 森戸知沙希卒業スペシャル」を開催した。
卒業後は約1年半の海外留学へ「海外の空気は私にとってすごく特別なもの」
アイドルグループ「モーニング娘。’22」が20日、東京・日本武道館で「モーニング娘。’22コンサート ~Never Been Better!~ 森戸知沙希卒業スペシャル」を開催した。
森戸知沙希は2014年11月にカントリー・ガールズの新メンバーに選出され、ハロー!プロジェクトに加入。17年6月にモーニング娘。に移籍し、カントリー・ガールズとの兼任メンバーとして活動した。今年2月、グループの公式ホームページで卒業と英語を学ぶための海外留学を発表。「本人と話した上で2021年には卒業して海外留学を、という予定を立てていましたが、コロナ禍の影響で延期を余儀なくされ、この度留学の目途がついたため、卒業という結論に至りました。留学の期間は約1年半、帰国後も弊社で活動を続けていく予定です」とアナウンスされていた。
チケット完売、約9000人を動員した森戸の卒業コンサートは、「青春Night」「One・Two・Three(updated)」「Teenage Solution」でスタート。オープニングブロックのMCで森戸は「卒業発表してから今日までがあっという間で、ついに来たかという感じです」と心境を語り、「ツアーの千秋楽でもあるので、この13人体制をしっかり目に焼き付けてもらえるように、最後まで楽しんで行きたいと思います」と伝えた。
MC後は、ラスト参加シングルから「Chu Chu Chu 僕らの未来」、森戸にとってのモーニング娘。デビューシングルから「邪魔しないで Here We Go!」、モーニング娘。に加入して初めてのコンサートで披露した「笑顔YESヌード」、思い出の楽曲で全力疾走。エモーショナルな「I WISH」では特別なVTRを上映し、恒例のメドレーブロックでも洗練されたパフォーマンスと最高の笑顔をファンに届けた。
純白の卒業衣装でアンコールのステージに登場した森戸は、アイドル人生を振り返り、メンバー、ファン、スタッフに感謝。ハロー!プロジェクトでの思い出を語り、「どれも私の人生に刺激を与えてくれて忘れられない景色です。特に海外の空気は私にとってすごく特別なもので、英語を学びたいという新しい目標を見つけることができました」と目を輝かせた。
続けて、「カントリー・ガールズとして過ごした時間も、モーニング娘。として過ごした時間も愛おしくて忘れられない私の宝物です。まだまだ未完成な私ですが、新しい道に進みます。約7年半、夢のようなすてきな時間を本当の本当にありがとうございました」とメッセージを送った。
アンコールでは、大好きな曲のひとつという「みかん」を心を込めて歌い上げ、「わがまま 気のまま 愛のジョーク」でも全力のパフォーマンス。そして“アイドル森戸知沙希”のラストナンバーは「ENDLESS SKY」。大好きな先輩・鞘師里保の卒業シングルに収録された1曲で卒業コンサートを締めくくった。