麒麟・川島明、18歳当時の覇気のない証明写真に「22年後に朝の顔だと思わない」

お笑いコンビ「麒麟」の川島明が16日、東京・天王洲の寺田倉庫で行われた「ブルーピリオド展 プレス発表会・内覧会」に出席した。

イベントに出席した川島明【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに出席した川島明【写真:ENCOUNT編集部】

ハガキ職人に憧れた中学時代

 お笑いコンビ「麒麟」の川島明が16日、東京・天王洲の寺田倉庫で行われた「ブルーピリオド展 プレス発表会・内覧会」に出席した。

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「ブルーピリオド」は、「月刊アフタヌーン」で連載中の山口つばさによる漫画で、ある日1枚の絵に心を奪われ、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく高校生の矢口八虎が、美大を目指して青春を燃やす様子や、仲間たちと“好きなこと”を支えに未来を目指す姿を描く。

 原作の大ファンで、同所で6月18日より開催される「ブルーピリオド」初の展覧会「ブルーピリオド展~アートって、才能か?~」の公式アンバサダーに就任した川島は、“孤独で不安な青年期”を指す「ブルーピリオド」エピソードを聞かれると、中学生時代の写真を披露し「身長も147cmしかなかったですし、声も低い声じゃなかったんですけど、この段階から吉本には入ろうと思っていましたね」と当時を回想。

 ハガキ職人に憧れ、深夜ラジオや4コマ雑誌にハガキを送っていたそうで「朝6時から70くらいのおじいちゃんがやっている俳句の番組に、読まれたいがためにやったことのない俳句を送ったりして、14歳の子からハガキが送られてくること自体、珍しいから、毎週ハガキが読まれて、読まれたらそのおじいちゃんのテレホンカードがもらえるんですけど、お母さんに内緒で送っていたので、お母さんから『ちょっと明、毎週知らんおじいちゃんのテレホンカードが届くんだけど』って言われて(笑)。クラスには全然友だちもいないし、喋る相手もいないんですけど、ラジオとか4コマ雑誌では常連でした」と回顧。

 また、NSC(吉本総合芸能学院)に送った願書に貼った18歳の頃の証明写真を披露し「当時は(入学に)20万円って言われたんですけど、自分で初めて証明写真を撮って(親に内緒で)勝手に送ったんです。それで合格通知を親が見て『何してるの?』ってことで、『実は吉本に行くねん』って。無理やりお笑いと駆け落ちした状態でしたね」と説明し、「20万も自分で貯めたので『やってみろ』ということになったんですけど、(写真に)覇気がないですね」とポツリ。続けて「こいつがだって22年後に朝の顔だと思わないでしょ。TBSさん懐が広すぎます。よかったですね、吉本もこれを拾っておいて」と胸を張った。

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