日本小説原作の韓国医療ドラマ「医師ヨハン」が日本1位 Netflix週間TOP10が発表
Netflixは15日(米国時間14日)、週間視聴時間TOP10(6~12日集計)を公式ホームページで発表した。日本のテレビTOP10は、先週初登場6位だった韓国の医療ドラマ「医師ヨハン」が1位を獲得。米国のSFホラー「ストレンジャー・シングス 未知の世界シーズン4」が先週の1位から3位に後退した。
根強い人気の「梨泰院クラス」「愛の不時着」 ベスト10入り続く
Netflixは15日(米国時間14日)、週間視聴時間TOP10(6~12日集計)を公式ホームページで発表した。日本のテレビTOP10は、先週初登場6位だった韓国の医療ドラマ「医師ヨハン」が1位を獲得。米国のSFホラー「ストレンジャー・シングス 未知の世界シーズン4」が先週の1位から3位に後退した。
「医師ヨハン」はペインクリニック科で働く医師たちの活躍を描いた本格メディカルドラマ。原作は久坂部羊の小説「神の手」で2019年7月から9月まで韓国SBSで放送された。日本でも同年に俳優の椎名桔平が主演しWOWOWでドラマ化されている。WOWOWドラマは社会派医療サスペンスとして描かれたが、韓国版は医師たちの愛や友情、親子愛などを盛り込んだ韓国らしいヒューマンドラマに仕上がっている。
主演は07年の「ニューハート」以来、12年ぶりに医師役を務めたチソン。患者を10秒見ただけで体の状態が分かる天才医師役で視聴者を魅了。ヒロイン・シヨン役は「宮廷女官チャングムの誓い」でクミョンの少女時代を演じたイ・セヨン。15歳の年齢差があるが、やがて愛情に変わっていくプラトニックなラブストーリー設定になっている。
先週1位だった米国のSFホラー「ストレンジャー・シングス 未知の世界シーズン4」は3位に、日本アニメ「SPY×FAMILY」は2位を維持した。
日本の映画部門では先週初登場1位だった岡田准一主演の映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」(21年6月公開)が引き続き1位をキープ。最強の殺し屋「ファブル」として裏社会で恐れられていたアキラ(岡田)がカタギになり、訳アリの少女を救出する大騒動を描いている。共演は木村文乃、佐藤二朗、山本美月、堤真一ら。シリーズ前作の「ザ・ファブル」(19年6月公開)も先週9位からに4位にランクアップした。
一方、Netflixは13日、同プラットフォーム最大のヒット作となった韓国のサバイバルスリラードラマ「イカゲーム」のシーズン2制作を正式に発表した。ファン・ドンヒョク監督は「ギフン、フロントマンがシーズン2となって帰ってくる」とのメッセージを伝えた。配信開始時期などは今後発表予定。
□今週の日本のテレビTOP10
1位 「医師 ヨハン」」(韓国)
2位 「SPY×FAMILY」(日本アニメ)
3位 「ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン4」」(米国)
4位 「私たちのブルース」(韓国)
5位 「梨泰院クラス」(韓国)
6位 「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(米国)
7位 「愛の不時着」(韓国)
8位 「極主夫道」(日本)
9位 「ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン2」(米国)
10位 「グリーン・マザーズ・クラブ」(韓国)
□今週の日本の映画TOP10
1位 「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」(日本)
2位 「グリーンランド ―地球最後の2日間―」(米国)
3位 「インターセプター」(米豪合作)
4位 「ザ・ファブル」(日本)
5位 「無頼」(日本)
6位 「ラプラスの魔女」(日本)
7位 「星の子」(日本)
8位 「オーシャンズ8」(米国)
9位 「恋人はゴースト」(米国)
10位 「地獄の変異」(米国)