女優の清野菜名が14日、都内で行われた「キングダム2 遥かなる大地へ」（7月15日公開、佐藤信介監督）完成報告会に登壇した。

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　同作は、紀元前の中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と中華統一を目指す若き王・エイ政（後の秦の始皇帝）を壮大なスケールで描く漫画「キングダム」（原泰久／集英社）が原作。実写化不可能とも言われていた映画版は、2019年4月19日に公開され、邦画史上最大級のスケールで描かれたエンターテインメント超大作として多くの支持を得た。興行収入は57.3億円を突破し、19年に公開された邦画実写作品でナンバー1を獲得している。

　3月に第1子を出産した清野は今作の新キャストで、主人公・信（山崎賢人※）とともに戦う羌カイ役で出演。演じた役について、「羌カイは原作でも人気があるので、ファンの方が思っている羌カイを超えることができるのか……というプレッシャーがあり、かなり緊張して不安でした」と吐露し、「新しい風を『キングダム2』に吹かせることができるように頑張りました。この夏、熱い映画ができたと思いますので、たくさんの人に『キングダム』の素晴らしさを伝えていきたいです」と願いを込めた。

　完成した作品については、「カッコよすぎて泣いちゃって、こんな映画に出ているんだと自分でも信じられず、興奮が止まらなかったです。この映画に出られてよかったです」とコメント。さらに、「撮影中は、生きるためにずっと戦ってきたので、この熱い思いをみなさんに届けたいです。『キングダム』は人物の背景がしっかり描かれていて、みんなに感情移入できるし、女の私でもカッコいいと思える作品なので、熱いものを受け取っていただきたいです」と注目ポイントを明かした。

（※山崎賢人の崎の正式表記はたつさき）