じゃい、6400万円的中も高額徴税で借金生活 税制に疑問符「競馬界を盛り上げたい」

お笑いトリオ「インスタントジョンソン」のじゃいが競馬の払戻金への追徴課税により、苦境に立たされていることを明かし大きな話題となったが、11日に自身のYouTubeチャンネル「じゃいちゅ~ぶ」内で“破産”についての補足説明を行った。

「インスタントジョンソン」のじゃい【写真:YouTubeチャンネル(じゃいちゅ〜ぶ)より】
「インスタントジョンソン」のじゃい【写真:YouTubeチャンネル(じゃいちゅ〜ぶ)より】

今後も競馬界を盛り上げるために捧げることを誓ったじゃい

 お笑いトリオ「インスタントジョンソン」のじゃいが競馬の払戻金への追徴課税により、苦境に立たされていることを明かし大きな話題となったが、11日に自身のYouTubeチャンネル「じゃいちゅ~ぶ」内で“破産”についての補足説明を行った。

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 じゃいは2020年12月に川崎競馬で馬券を的中させ、6410万6465円の払戻を受けていた。5日に投稿した動画内で、「去年の秋に、僕の家に2人の男性が訪ねてきました。税務署の人ですね」と、状況を説明。「僕は税金もちゃんと納めているし、競馬で勝ったお金も申告しているので、やましいところはまったくない」とした。しかし、通帳や資料を差し出して出た結果、「マンションを買えるくらいの請求が来ました」と報告していた。

 この日に公開した動画内では視聴者との「認識にズレがあった」と説明。「自己破産したとか破産宣告したということではなく、僕自身のお金がなくなり、借金をしてしまったということを破産という表現を使わせていただきました。誤解を生むような表現をしたことを申し訳なく思っております」と謝罪を添えた。

 また、税金についても「7年前までは一時所得で申告していた」と説明。しかし仕事でも競馬などに携わっているため、周囲から「雑所得でいける」というアドバイスをもらったという。そして、その後は雑所得で申告をするようにしていたと明かした。

 その後、件の状況に。「税務署が入って一時所得という判断がくだされた」「国税局が判断した結果、一時所得になった」と事の顛末(てんまつ)を紹介した。

 じゃいは「今回の件で競馬界に多大なご迷惑をおかけしたことを大変申し訳なく思っております」と反響の大きさに驚きつつ、「(税金の支払いに)何の不服もありません。お金を返してほしいということもありません」とした。一方で、「この税制について果たして正義なのかというとそう思えなかった」「税制が変わればより競馬界が盛り上がるんじゃないか、国も潤うんじゃないかという思いで声をあげさせてもらいました」と公表した理由も明かした。

 そして、「競馬界を盛り上げるために法律の見直しを願っている」とし、今後は競馬界のさらなる普及のため、税制見直しについて声をあげていきたいと決意表明した。

 また、先日の動画では「馬券を買わない」と発言していたが、「馬券は買います」と訂正。しかし、「借金をしている身なので今までのようにはいかない」ともした。

次のページへ (2/2) 【写真】元乃木坂46メンバーや人気美人雀士と雀卓を囲んだじゃいの姿
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