セクゾ佐藤勝利、テレ東ドラマ初主演 秋元康企画・原作のミステリー&ラブサスペンス
人気グループ「Sexy Zone」の佐藤勝利が、秋元康が企画・原作を務める完全オリジナルドラマ「赤いナースコール」(7月スタート、毎週月曜、午後11時6分)で、テレビ東京ドラマ初主演を務めることが分かった。
「ゾクゾクするような作品」とアピール
人気グループ「Sexy Zone」の佐藤勝利が、秋元康が企画・原作を務める完全オリジナルドラマ「赤いナースコール」(7月スタート、毎週月曜、午後11時6分)で、テレビ東京ドラマ初主演を務めることが分かった。
本作は、7月クールの月曜午後11時台の連続ドラマとして放送される病院を舞台にした史上最恐ミステリー&ノンストップラブサスペンスだ。ひと組のカップルが事故を起こしてしまい、とある病院に入院することに。だが、「この病院何かがおかしい……?」。個性豊かで奇妙な入院患者たち、何か含みのある医者や看護師たち、一見すると普通なのに拭いきれない違和感をまとった病棟、そして並行して病院の外で起きている連続殺人の謎。さまざまな人間ドラマと恐怖を伴うミステリーが展開される。
主演の佐藤が演じる主人公・春野翔太朗は、事故をきっかけにとある病院に強制入院させられ、病院内でさまざまなトラブルに巻き込まれる。そんな中でも、彼女への愛を胸に困難な状況を何とか切り抜けていくという役どころ。加速する謎解きに並行して訪れる主人公カップルのピンチ、そしてそのピンチの度に確かめ合うお互いの愛。ミステリーを展開しながらも、2人の絆を切実に描いていく。また、豪華共演者は近日解禁予定となる。
佐藤、秋元らのコメント全文は以下の通り。
○秋元康(企画・原作)
「『あなたの番です』という連続ドラマを作ったとき、『夜、観るのは怖い』と言われました。そんなにホラー的な要素を意識したわけではないのですが、確かに、一人で観ていたら背筋がゾクゾクするようなシーンがいくつか登場したかもしれません。テレビ東京のこの放送枠は、新しい連続ドラマに挑戦するチャレンジ枠なので、今回は、『地上波の限界だと言われる“怖いドラマ”を作ってみよう』と思い、この『赤いナースコール』を企画しました。
僕が海外のあるホテルに滞在したときのことです。病院の跡地に建てられたそのホテルは、幽霊が出るとうわさでしたが、僕は気にしていませんでした。深夜、部屋のリビングで原稿を書いていたら、ガタガタと。まるで病院の患者を乗せたストレッチャーが移動する音が聞こえました。ふと、リビングから寝室につながる廊下の方を見ると、白いナースキャップの看護師がストレッチャーを押して横切るのが見えたのです。時差で寝ぼけていたのかもしれませんし、旧病院跡地という情報が、錯覚を呼んだのかもしれません。おそらく、夢をみていたのでしょう。しかし、あのストレッチャーがガタガタ、通り過ぎる音とナースの姿は、今でも目に焼きついているのです。あのとき、そのナースと目が合っていたら……。そんな恐怖を『Sexy Zone』の佐藤勝利さんやすてきな俳優の皆さんとスタッフと作れたらと思います」
○佐藤勝利
――テレビ東京のドラマ初主演ということで、ドラマオファーを受けた時のお気持ちや作品の印象をお聞かせ下さい。
「テレビ東京は、デビュー当時は『ヤンヤンJUMP』(2011年4月~11月までレギュラー出演)に出させてもらっていたのですが、最近はなかなか出ていなかったので、すごく久々な感じがしてとてもうれしいです。企画・原作が秋元康さんで、プロデューサーさんから作品の説明をしていただいた時に、『ここは言わないでおこうかな』とか僕にもかなり秘密にされている部分があったので、話が進む中で、どんでん返しやいろいろな大きな揺さぶりがすごくある作品になるのではないかと思っています。僕もまだ、初回の台本をいただいたばかりで、視聴者の皆さんと一緒の感覚で、ドキドキしています」
――これから撮影が始まりますが、楽しみにしていることや、役を演じるにあたっての意気込み、役作りで意識したい点があればお聞かせください。
「共演させていただく方々が豪華なので、いろいろな刺激を受けると思いますし、そこもとても楽しみです。いろいろな事を試すというか、この役でいろいろと逸脱していけたらと思っています。作品のキャラクターについても僕にもまだ秘密にされている部分があるので、現場で、豪華なキャストの皆さんと面白い化学反応を起こせたらなと楽しみにしています。役については、売れていない脚本家という役で、付き合っている彼女と実家に行く時に事故に遭って、という所まではわかっているのですが、事故後の事が秘密にされている事が多く、良い意味でどうなるか分からなく、いろいろな可能性がありそうだと思っています。熱量や情熱は高くて、いろいろなものに巻き込まれていく役。それに加えて、変わった役ではなく“普通”なので、そこが難しいのですが、魅力な人間力を僕なりに出せたらなと思います」
――作品のみどころや、ファン・視聴者の皆さまへのメッセージを。
「僕もまだ結末を教えてもらえていないので、結末はもちろん、そこにたどり着くまでの過程も気になる作品と思います。1話ごとに『こんな展開なんだ』という、気になる展開をしていき、ホラーではないのですが、それぞれのキャラクターの怖くない人も怖く見えたり、何が怖いかわからない怖さがあって、ゾクゾクするような作品だと思いますので、ぜひご覧ください。僕は今、一番制作陣に怖さを感じています。(作品の秘密にしている部分を)教えて!って(笑)」
○北川俊樹(テレビ東京)プロデューサー
「恐怖をテーマにしたドラマです。ただのホラーではありません。最恐ドラマです。日本の映像界においてホラーやスリラーは一時代を築いたジャンルですが、それも今は昔。最近はめっきり少なくなったのではと思います。(僕の知識が浅いだけだったらごめんなさい)そんな中、真正面から恐怖を描こうとするこのドラマ。個人的には、現象や人間なども含めて“恐いこと”は死ぬほど苦手なのですが、せっかくなので恐怖というエンターテインメントに改めて向き合ってみたいと思います(と言うより、今、向き合ってます。すごい恐いですこのドラマ)。
そして、見てくださる皆さんに最高のドキドキとワクワクと、何よりゾクゾクをお届けしたいと思います。さらにもう一点、このドラマはミステリー要素満載です。企画・原作の秋元康さんによる謎設定と含みある人物たちの設定は見どころ満載、考察要素も満載(脚本、めちゃくちゃ面白いです)。何度も見返していただき、『彼の、彼女の、あの時の、あの行動は、もしかして……』『ここで、あれが、こうなったから、つまり、この行動は、こういうことか……』と、考察していただけますと幸いです。
最後に、主演は『Sexy Zone』の佐藤勝利さん。明るく華やかなイメージのある佐藤さんが、理不尽な恐怖と危険な状況にさらされる主人公を演じてくださいます。当初はただただ巻き込まれていく主人公が、謎を解き、危険を脱し、愛する人を想う……徐々に変化を見せていくそのお芝居は必見です。ご本人のコメントにもある様に、まだお伝えしていないことがたくさんあります(悪気はないです!)。お伝えするのが楽しみです。そして、佐藤さん、秋元康さん、さらに監督やスタッフたちと共に、このドラマをどんどん面白く、もとい、もっともっと恐くしていきたいと思います。史上最恐のドラマ。皆様、是非ご期待くださいませ」