井上尚弥が狙われた空き巣、専門家が最新手口に警鐘「SNSから留守を割り出されることも」

WBCバンダム級王者ノニト・ドネアに2回1分24秒TKO勝ちし、日本人初の3団体王座統一に成功した井上尚弥が、世界王座統一戦を制した7日に空き巣被害に遭っていたと複数のメディアが報じている。本人も8日、自身のツイッターで「ニュース見たけどさ めでたい日に胸糞悪い話だよね、、みんなも気をつけて!!」と腹立たしい胸の内を吐露した。まさに快挙に水を差すような空き巣事件だが、専門家は近年、このような留守を狙った手口の組織的な窃盗が増えていると警鐘を鳴らしている。

井上尚弥【写真:Getty Images】
井上尚弥【写真:Getty Images】

世界王座統一戦を制した7日に空き巣被害に遭っていたことが判明

 WBCバンダム級王者ノニト・ドネアに2回1分24秒TKO勝ちし、日本人初の3団体王座統一に成功した井上尚弥が、世界王座統一戦を制した7日に空き巣被害に遭っていたと複数のメディアが報じている。本人も8日、自身のツイッターで「ニュース見たけどさ めでたい日に胸糞悪い話だよね、、みんなも気をつけて!!」と腹立たしい胸の内を吐露した。まさに快挙に水を差すような空き巣事件だが、専門家は近年、このような留守を狙った手口の組織的な窃盗が増えていると警鐘を鳴らしている。

 報道によると、試合前の7日午後4時半ごろ、不在だった井上の自宅に何者かが侵入し、かばんや貴金属など十数点を盗んだという。付近では不審な男2人が目撃されており、神奈川県警が行方を捜査している。

 世界王座統一戦のタイミングを狙った卑劣かつ大胆不敵な犯行だが、専門家によると、近年こうした手口の窃盗は増加傾向にあるという。日本防犯住宅協会の柴山明輝会長は「井上選手のような有名人はもちろん、ちょっとしたお金持ちの家でも、空き巣から不在を狙われている思った方がいいですね。ひと昔前だと、葬儀の日取りが新聞に出ると狙われるということが多かったですが、今はSNSなどで旅行や留守の日が割り出せることもありますから」と自ら不用意に情報発信しないことが重要だと語る。

 最近は警備会社による防犯センサーなどのサービスも充実しているが、これらは留守時にはあまり役に立たないと柴山氏は指摘する。

「近年の泥棒は盗みに入る家をしぼり、周到な計画を立てて侵入します。計画者と実働部隊が別にいる組織的な窃盗グループも増えている。一般的な警備会社の防犯サービスは、センサーが反応してから警備会社が現場に到着するまで15分から20分ほどかかる。泥棒は目ぼしい物がなくとも平均6分ほどで現場を去るので、センサーがあっても効果は期待できません。今は街中に監視カメラがありますが、コロナ禍でみんながマスクをしていてはそれもどこまで手掛かりになるか」

 狙われるのは有名人や経営者、高齢者など、自宅に金目の物がある家が多いというが、私財を守るためにはどんな対策が有効なのか。

「最も効果的なのは、近所中に聞こえるような警報を設置すること。その他にも、塀の構造を侵入しづらくするなど、防犯住宅の観点から専門家にアドバイスを仰ぐのもおすすめです」

 防犯設備の進化とともに犯行も大胆不敵になっている窃盗グループ。一刻も早い検挙を待つばかりだ。

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