キムラ緑子&内藤秀一郎、フジ「やんごとなき一族」出演決定 深山家の根深い問題が明らかに
フジテレビ系木曜劇場「やんごとなき一族」(午後10時)に、キムラ緑子と内藤秀一郎が出演することが分かった。
16日放送の第9話から出演へ
フジテレビ系木曜劇場「やんごとなき一族」(午後10時)に、キムラ緑子と内藤秀一郎が出演することが分かった。
「やんごとなき一族」は、土屋太鳳演じる庶民の家庭から上流社会の一家に嫁いだ主人公・深山佐都が、理不尽な家のしきたりや親族内の複雑な人間関係に翻ろうされながらも、夫の健太(松下洸平)とともに真正面から立ち向かい奮闘する“アフター・シンデレラ・ストーリー”。原作は現在「Kiss」(講談社)で連載中の、こやまゆかり作の同名コミック。
2日に放送された第7話では、佐都が新たな命を授かり、夫婦の絆がさらに強まった一方で、2人の仲を引き裂こうと、健太の秘書・立花泉(たちばな・いずみ/佐々木希)と、その父・立花隆(たちばな・たかし/篠井英介)が立ちはだかることに。明るい未来に向けて歩み始めた2人に再び訪れる“やんごとなき”展開の数々から目が離せないが、16日放送の第9話に、キムラと内藤の出演が決定した。
キムラが演じるのは、深山家当主・圭一(けいいち/石橋凌)の妹・春菜(はるな)。独身で自由奔放な暮らしをしており、普段は夢中になっている男性アイドルのヤマト(内藤)を追いかけて別荘を転々としているが、ヤマトの東京公演に合わせて年に一度深山家に戻ってくる。彼が駆け出しの頃からずっと支えてきたという自負があり、日頃から高価なプレゼントを渡したり、食事に招待したりと、莫大(ばくだい)な額のお金を注ぎ込んでいる。春菜がそこまでヤマトに入れ込むのには、深山家に生まれたがゆえの経験が深く関わっているようで……。そんな春菜がヤマトを喜ばせようととったある行動が、深山家を揺るがす危機を招くことになる。
一方、内藤が演じるのは、春菜が夢中で追いかけている男性アイドル・ヤマト。中高年を中心とした女性ファンから絶大な人気を得ており、劇場には入り待ちをするファンがあふれるほど。いつも高価なプレゼントを贈ってくれる春菜に対しては、ある思いを抱いているようで……。
深山家に戻った春菜の行動がきっかけで陥った大ピンチに、佐都と健太はどう立ち向かうのか? これまで深山家が抱えてきた根深い問題が明らかとなる第9話に注目だ。
キムラ緑子と内藤秀一郎のコメントは以下の通り。
○キムラ緑子
「面白い作品に参加させていただくことになったなと思いました。台本を頂いて自分の思い描いていた“やんごとない”イメージと、この作品の世界観をすり合わせながら、撮影本番の前日まで役について考えていました。私が演じる春菜さんというキャラクターは、かわいらしさやわがままなところだけでなく、時折見せる弱い部分がすごく魅力的なんです。自由なお嬢様だけれど、か弱い部分があるというところを意識しましたので、そういったところも楽しんで見ていただけるとうれしいです。皆さんが毎週すごく楽しみに見てくださっている中で、私もこうして出演することができとても光栄です! 温かく見守ってください」
○内藤秀一郎
「オファーを頂いたときは、うれしさと恐怖もありました(笑)。あの深山家の一族と関わることができる喜びと、あの一族を間近で体験できるんだという恐怖がありました。もちろん、僕自身ドラマを見ていたので楽しみでもありました。ヤマト役を演じるにあたり、まず意識したのは、失礼になるかもしれないですが、あの一族にはないキラキラな笑顔を作ることです。(劇中で)春菜さんから時計をプレゼントしてもらうのですが、その金額を聞いたら、うん千万だったのは、鳥肌が立ちました……。やんごとなき一族をご覧の皆さん。僕も一視聴者だったのですが、出演することが決まりました。作品のイメージを壊さないようにヤマトを演じたので、ぜひご覧ください!」