ONE LOVE ONE HEART、納得いかない社会のルールを明かす「人は人、ウチはウチ」

スターダストプロモーションとエイベックス・エンタテインメントの初の共同プロジェクト第1弾となる男女混声10人組グループ「ONE LOVE ONE HEART」が8日、東京・CBGKシブゲキ!!で行われた舞台「オノマトペ Vol.1」(同所にて6月12日まで上演)の公開ゲネプロ取材会に出席した。

ONE LOVE ONE HEART【写真:ENCOUNT編集部】
ONE LOVE ONE HEART【写真:ENCOUNT編集部】

今後の目標は「みんなが知らないような領域に踏み込んでいけたら」

 スターダストプロモーションとエイベックス・エンタテインメントの初の共同プロジェクト第1弾となる男女混声10人組グループ「ONE LOVE ONE HEART」が8日、東京・CBGKシブゲキ!!で行われた舞台「オノマトペ Vol.1」(同所にて6月12日まで上演)の公開ゲネプロ取材会に出席した。

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 同舞台は、10代である今のONE LOVE ONE HEARTにしか表現できない“未成年の主張”にチャレンジすべく、より鮮明に感情的に表現する方法を模索し、芝居と音楽パフォーマンスを融合させた、いわば「劇LIVE」という新ジャンルの演劇で、中学校を舞台に繰り広げられる、ルールを守ることで自分たちを守る教師たちと、居場所を見いだせない生徒たちとの義務教育最後の反抗の1年を描いた物語となっている。本編中には、全てオリジナル楽曲となる全5曲も初歌唱する。

 初演劇となる同舞台の初日を直前に控えての心境を尋ねられると、リーダーの佐々木杏莉は「私たちは歌やダンスだけではなく、あらゆる分野で表現していくことを目標としているので、今まではダンスと歌をやってきたんですけど、今回初めて演劇ということで、みんなこの1か月間はたくさん悩んで、たくさん考える日々を過ごしてきました」と緊張した面持ちで語り、グループが結成されて1年ほどたったそうだが「この稽古の1か月間で、より仲が深まったかなと思っています」とにっこり。稽古時のエピソードを聞かれると、相原一心は「みんな普段はわちゃわちゃしているんですけど、舞台の稽古が始まって分厚い台本を持つと、みんな緊張しちゃって台本にくぎ付けになっていて、それがいつもと違って印象的でした」と明かした。

 また、本作の内容にちなみ、日ごろ生活をする上で納得のいかないルールなどはあるか質問されると、久昌歩夢は「『人は人、ウチはウチ』ですね。ものとかを買ってもらうときに『友だちが持ってるから買ってよ』って言っても買ってくれないときがあるので納得いかないですね」と中学生らしい回答をし、佐々木は「もう高校を卒業した年なんですけど、校則でスカートの丈とか髪色とかは自由になったら、みんなももっと充実した学校生活を送れるのではないかと、高校時代に感じました」と吐露した。

 さらに、グループとしての将来像について聞かれると、佐々木は「私たちは音楽が主なんですけど、演劇だったり映像だったり、あらゆる分野で表現していきたいので、ジャンルにとらわれずいろんな分野で、私たちにしかできないことをたくさん作って、他のグループにはないグループにしていきたいなと思っています」と目を輝かせ、咲太朗は「アイドルというよりは総合エンターテインメントグループに近くて、みんなが知らないような領域に踏み込んでいけたらなと思います」と言葉に力を込めた。

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