井上尚弥に「勝てないと思ったら、再戦は望まない」 リベンジ誓うドネアの自信
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)と、WBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)による3団体王座統一戦は、7日にさいたまスーパーアリーナで開催される。6日の前日計量もクリアした両者。あとはリングで爆発させるだけだが、ドネアは2年7か月ぶりのリベンジに自信満々のようだ。
ドネア「ずっと目指してきた試合」
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)と、WBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)による3団体王座統一戦は、7日にさいたまスーパーアリーナで開催される。6日の前日計量もクリアした両者。あとはリングで爆発させるだけだが、ドネアは2年7か月ぶりのリベンジに自信満々のようだ。
決戦を目前にしたドネアの意気込みを伝えているのは、フィリピンメディア「ラプラー」だった。
記事によると、ドネアは39歳というボクサーとして高齢でも、“ジャパニーズ・モンスター“を倒す技術とパワーがあると信じているという。
「前回の試合の後、僕の中には炎が燃えていた。ベストな状態ではなかったという思い、そしてベストな状態であれば彼を倒せるという思い。試合後、ロッカーに入るとき、私の中にあったのはこの気持ちだった。この試合に勝てないと思ったら、この再戦は望んでいない」と豪語しているようだ。
2両者は2019年11月7日のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝で激突。井上がダウンを奪って判定勝ち。記事では「ファイト・オブ・ザ・イヤーと称された激闘の末に井上が全会一致の判定で勝利している」としている。
5階級制覇など、これまでに輝かしい実績を残してきたドネアだが、「モチベーションに欠けることはないようだ」とその衰えぬ闘志に言及。
ドネアは「とても、とてもやる気がある。この試合は、私がボクシングで達成できなかったことをすべて達成するために、ずっと目指してきた試合なんだ」と集大成になる試合だと意気込んでいるという。
井上が有利とみられる中で、ドネアは意地を見せられるのか。スリリングな試合が展開されることになりそうだ。