テレビ朝日系で7月にスタートするドラマ「六本木クラス」の出演者情報が解禁となり、稲森いずみ、緒形直人、光石研、中尾明慶、矢本悠馬、さとうほなみ、近藤公園、田中道子ら実力派キャストの出演が発表された。

　竹内涼真が主演を務める同ドラマ。日本でも大ブームを巻き起こした韓国ドラマ「梨泰院クラス」を、日韓共同プロジェクトでリメークした作品だ。東京・六本木を舞台にジャパン・オリジナルの「六本木クラス」としてスタートする。これまでに主役の宮部新を演じる竹内をはじめ、宿敵役の香川照之、ダブルヒロインの新木優子と平手友梨奈、早乙女太一、鈴鹿央士ら豪華出演者が発表されている。

　竹内演じる宮部新は巨大外食産業「長屋ホールディングス」の跡取り息子である長屋龍河（早乙女）が引き起こしたある事件により絶望の淵に立たされ、さらにその事実を長屋ホールディングス会長・長屋茂（香川）が強大な権力を駆使して揉み消したことから、彼らに復讐することが人生の目標となる。

　長屋ホールディングスを長屋茂と共に創設した相川伊之助の娘で、常務の相川京子役を務めるのは稲森いずみ。また、龍河が引き起こした事件を担当する刑事・松下博嗣役には「南極大陸」（2011年）以来、11年ぶりとなる民放連続ドラマ出演の緒形直人。そして、新を男手ひとつで育て、「信念を貫く」ことを教えた父・宮部信二を演じるのは光石研となっている。

　新に多大な影響を与えていくことになる注目の人物も続々登場。新の良き仲間として共に奮闘する「二代目みやべ」のスタッフの1人で、ホールスタッフとして働く内山亮太を中尾明慶。また、新が長屋家と因縁の関係を築くことになる最初のきっかけが、高校で龍河にいじめられていた同級生の桐野雄大を新が助けたこと。そして後に意外な形で再会することになる桐野を演じるのは矢本悠馬だ。

　さらに「二代目みやべ」の料理人として働く綾瀬りくを演じるのは、ゲスの極み乙女。のドラマーとしてほな・いこかの名前で音楽活動をする一方で、女優としても注目されるさとうほなみ。生まれたときの身体的性は男性、性自認は女性のトランスジェンダーの役に挑む。

　そして、長屋茂の忠実な秘書・桜木幸雄役には、数々のドラマ、映画、舞台で活躍する近藤公園が、新や楠木優香（新木）の行きつけのダイニングバー「Flecha verde」の店主・理沙ガルシア役には、女優として活動する一方で、最近ではバラエティー番組でも活躍する田中道子が出演することが決定した。

　豪華キャスト陣が織りなす究極のエンターテインメントに注目だ。