多和田任益、兒玉遥ら出演の「改竄・熱海殺人事件」 激しいアクション、名曲の熱唱も

俳優の多和田任益、元HKT48の兒玉遥らが出演する舞台「改竄・熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン」が、12日より都内の紀伊國屋ホールで開演となった。

「改竄・熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン」の出演者、(左から)鳥越裕貴、多和田任益、菊池修司、兒玉遥
「改竄・熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン」の出演者、(左から)鳥越裕貴、多和田任益、菊池修司、兒玉遥

つかこうへい演劇祭 第二弾「改竄・熱海殺人事件」東京公演

 俳優の多和田任益、元HKT48の兒玉遥らが出演する舞台「改竄・熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン」が、12日より都内の紀伊國屋ホールで開演となった。

 演劇界の巨匠・つかこうへい氏の没後10年にあたる2020年、令和初となる「熱海殺人事件」は、「ザ・ロンゲストスプリング」、「モンテカルロ・イリュージョン」の2本立てで上演。数ある「熱海殺人事件」のバージョンの中でも、特にショー的な要素を色濃く盛り込んだ「モンテカルロ・イリュージョン」では、多和田が元オリンピック棒高跳び日本代表という過去を持つ部長刑事・木村伝兵衛、兒玉遥が木村に思いを寄せる婦人警官・水野朋子、菊池修司が兄の死の真相を追う刑事・速水健作、鳥越裕貴が容疑者・大山金太郎を演じている。

 中屋敷法仁氏による演出では、各所に激しいアクションを導入。徹底してショーアップされ、出演者が中森明菜の「DESIRE」、尾崎豊の「シェリー」などを熱唱、ダンスで魅せるシーンも。より現代的な感覚になっており、令和版ならではの“改竄”が施されていた。

 新型コロナウイルス感染拡大における対策と対応、感染症予防に取り組み東京公演を迎えることになった。公式ホームページでアナウンスされているとおり、非常口を開放して大規模な換気を行い、客席・トイレ・ロビーの手摺や扉のアルコール消毒を実施。入場口には消毒用アルコールが設置され、劇中の客席を使用した演出を中止したこともアナウンスされた。チケットの振替・払い戻しも受け付けている。

「改竄・熱海殺人事件」の東京公演は3月30日まで紀伊國屋ホールで上演され、荒井敦史、馬場ふみか、佐伯大地、玉城裕規が出演する「ザ・ロンゲストスプリング」は3月17日が公演初日。東京公演の他、4月4、5日に「ザ・ロンゲストスプリング」の大阪公演(会場・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール)、4月11、12日に「モンテカルロ・イリュージョン」の福岡公演(会場・イムズホール)が予定されている。

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