格闘家の朝倉未来がスペシャルアドバイザーを務める「Breaking Down」第5回大会（7月17日開催）のオーディションが4日、都内で行われた。女子も含め、約70人の参加者が出場をアピール。乱闘もぼっ発し、会場は騒然とした雰囲気となった。

　血の気の多い参加者たちが、オーディションの開始前から暴れた。面接官を務める未来や、白川陸、ゲスト席には瓜田純士、モハン・ドラゴン、久保田覚ら過去の本大会参加者に加え、前回のオーディションで脚光を浴びたこめおや井原涼らが集結。「俺とやれや！」「てめぇ逃げてんじゃねえぞ！」などと怒号が飛び交い、つかみ合いに発展するシーンも。退場者も出た。

　自身を売り込もうと必死な参加者たちも個性派ぞろいだ。大阪府警の元機動隊員、芸人に歌舞伎町のNo.1ホスト、アームレスリングの元世界一、ボクシングの元世界ランク3位、元力士ら様々なバックボーンを持つ男たちが、思い思いの方法で自身をアピール。

　中にはしょうゆを頭からかぶって対戦を訴える参加者もいた。

　そして途中では元“迷惑系YouTuber”のへずまりゅうも乱入。大暴れした末に、関係者に制止され退場処分となった。

　男子が終わると初参加の女子だ。こちらも芸人に、セクシー女優、18歳の女子高生らが参加した。

　そんな中、サプライズで木下優樹菜が登場。木下の顔面を殴りたいと、息まいていた参加者と対面する場面も。さらにてんちむ、ヘラヘラ三銃士のありしゃんが女子参加者に“喝”を入れる為に現れるなどし、どよめきに包まれる会場。参加者同士のスパーリングも行われ、女同士の意地が激しくぶつかり合った。

　予定時間を大幅に超える、濃密なオーディション。未来は「前回大会同様に激しくて、疲れちゃいました。試合が楽しみですね」と語り、女子については「試験的にやってみましたが、手応えがなかった。僕的には。今の時代いるかわからないんですが、レディースの総長とか、ガチのヤンキーとか来たら良かった」と振り返っていた。