【舞いあがれ!】高杉真宙が朝ドラ初出演 “なにわの天才”を「緊張感持ち丁寧に演じたい」
NHKは3日、女優・福原遥が主人公・岩倉舞を演じる2022年度後期の連続テレビ小説「舞いあがれ!」の新たな出演者に高杉真宙、吉谷彩子、足立英の3人が決まったと発表した。今回発表されたのは舞が大学で出会う人たち。
福原遥が主演する2022年度後期の朝ドラ 主人公・岩倉舞が大学で出会う人々発表
NHKは3日、女優・福原遥が主人公・岩倉舞を演じる2022年度後期の連続テレビ小説「舞いあがれ!」の新たな出演者に高杉真宙、吉谷彩子、足立英の3人が決まったと発表した。今回発表されたのは舞が大学で出会う人たち。
朝ドラ初出演となる高杉は、浪速大学の人力飛行機サークル「なにわバードマン」で人力飛行機「スワン号」の設計を担当する刈谷博文を演じる。福岡出身の大学3回生。2年連続で設計を担当しており「なにわの天才」と呼ばれている。
高杉は「初めて朝ドラに参加させていただきます。撮影はもう開始しているのですが、現場の皆さんの遊び心と共に作品を作り上げているという感覚が楽しく、時間があっという間です。緊張感を持ちつつ丁寧に演じたいと思います」とコメントした。
吉谷は人力飛行機「スワン号」のパイロットを務める大学2回生の由良冬子役。女性で初めて大西洋単独横断飛行に成功したアメリア・イヤハートに刺激を受けて、男子に負けまいとパイロットに志願した。舞に空を飛ぶ楽しさを教える設定。
吉谷は「今回で3回目の連続テレビ小説ということで、うれしさはもちろん、楽しみで毎日台本を握りしめながら寝ていました。由良はとてもクールで自分に厳しく、他人にも厳しい子です。ですが、それはチーム思いな一面があるからこそ。そこに舞という、温かく愛のあるスパイスが入ることによって、より一層強くたくましく成長していくのだと思います。先輩後輩の壁を越えた、熱い友情を皆様にお届けしていければなと思います」とコメント。
朝ドラ初出演の足立は、個性の強い部員たちを取りまとめる人力飛行機サークルの代表の鶴田葵役。大学3回生。元はパイロットを務めていたが、競争選抜で由良に交代した。由良に密かな恋心を抱いている設定。
足立は「役者の道を歩むきっかけにもなった朝ドラ。はじめて出演させていただきます。いまだに夢のようで、筆を執りながらあらためて舞いあがっておりますが、地に足つけて大空を目指します。なにわバードマン代表の鶴田を演じます。舞にとって、なにわバードマンにとって、太陽のような存在でいられたらいいなぁ。一所懸命に努めます」とコメントした。
音楽は富貴晴美さんが担当する。2013年に映画「わが母の記」で日本アカデミー賞音楽賞優秀賞に最年少で受賞。2016年「日本のいちばん長い日」、2018年「関ヶ原」でも日本アカデミー音楽賞優秀賞に輝いた。NHKでは連続テレビ小説「マッサン」、大河ドラマ「西郷どん」を担当した。また、脚本をすでに発表している桑原亮子さんのほか、嶋田うれ葉さんと佃良太氏も新たに加わるという。
制作統括の熊野律時氏は「手作りの人力飛行機で空を飛ぶことに青春の全てをかける『なにわバードマン』の仲間たち。この出会いが舞の人生を大きく動かすことになります。それぞれに空への熱い思いをもった個性豊かな仲間たちを魅力的なキャストのみなさんに演じていただきます。舞との間にどんなドラマが生まれるのか、楽しみにお待ちください。そして、このドラマの音楽を作っていただくのは富貴晴美さん。空高く舞いあがろうと奮闘する舞の物語を、繊細かつスケールの大きな音楽で包み込んでくれると期待しています。脚本には嶋田うれ葉さん、佃良太さんにも参加していただき、空へと向かうヒロインの物語をより豊かなものにしていきます。向かい風を空高く飛ぶ力に変えていく舞の物語にご期待ください」とコメントした。