恋愛「壁ドン」、独身女性の見解を徹底調査 「威圧感」「イケメンに限る」賛否さまざま

壁ドン“恋愛教育”受け止めも調査

 さらに、壁ドンの必要性についても、本音を聞いてみた。「恋愛のきっかけ、または恋愛を深めるツールとして『壁ドン』は必要だと思いますか?」の回答結果は、「思う」が31人で3.3%、「どちらかといえば思う」が56人で5.9%、「どちらともいえない」が176人で18.7%、「どちらかといえば思わない」が156人で16.6%、「思わない」が523人で55.5%。約7割が、恋愛においては壁ドン“不要”の考えを持っていることが判明した。

 必要か、そうでないかについては意見が真っ二つに分かれた。「思う派」は「最近は、草食系男子ばかりなので壁ドンをすることによって肉食系男子となって欲しいです。そして、壁ドンが恋愛を深めるツールになると良いです!」、「気になってる人からなら嬉しいし好きになるから」。他方で、「思わない派」は「付き合ってから壁ドンしてほしいです」、「時代にあってない。草食男子に無理にされても違和感あるし肉食の人にされたら威圧感しかない」。“草食・肉食系男子”を巡り、異なる考え方が浮かび上がったのは印象的だ。

 また、「理想の『壁ドン』シチュエーション」を挙げてもらうと、「帰る間際、キスの前」、「せまってきてひじから優しくトンとされたい」、「どちらかというと、喧嘩中とか、避けてるところ、捕まえられて壁ドン」、「相思相愛の相手で誤解なくドキッとさせたい時 ドラマのお決まりの展開みたいな時」と、さまざまな答えが寄せられた。

 一方で、壁ドンを恋愛教育として導入する考え方については、どのような受け止めがされているのか。「もし、『壁ドン』を恋愛教育のようなものに採用することがあった場合、賛成ですか?反対ですか?」の問いには、「賛成」が52人で5.5%、「どちらともいえない」が386人で41.0%、「反対」は504人で53.5%。データ上では積極的な姿勢は見受けられなかった。

 一世風靡(ふうび)した壁ドンは、時代とともに、受け止められ方が変化しているのかもしれない。

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