女優の生田絵梨花がブロードウェイミュージカル「MEAN GIRLS」で単独主演を務めることが分かった。2023年1月から東京建物Brillia Hallで上演される。

　アフリカで生まれ育った主人公ケイディが16歳で初めて、学校に通いスクールカーストトップの女の子たちと過ごす中で、キラキラした笑顔の裏に隠された弱肉強食な女の子の世界に触れ、大切なことは何か学んでいく、2004年にアメリカで制作された映画「MEAN GIRLS」は、リアルな女の子の学園生活がティーンに刺さり、大ヒットを記録した。

　そんな、リンジー・ローハン主演、レイチェル・マクアダムスやアマンダ・サイフリッドも共演するハイスクールコメディー映画の代表作がミュージカル化する。映画の脚本を手がけたコメディアンのティナ・フェイが本作の脚本も手がけ、映画のアイコニックなシーンを残しながら、現代のSNS文化なども取り入れ、懐かしさと新鮮さが織り交ざる。

　今回演出を務めるのは、数々の海外ミュージカルを手掛ける小林香。主人公ケイディ・ヘロンには歌唱力と演技力の高さから第44回菊田一夫演劇賞の演劇賞を受賞するなど、確かな実力を持つ生田が抜てきされた。

　生田は「2018年のトニー賞でノミネートされたこの作品。当時、授賞式の番組中継のナビゲーターをさせていただいていた私は『いつかミーンガールズやりたい！』と発言していました。まさかかなう日がくるとは……。4年前の自分に報告してあげたいです。実際ブロードウェイに見に行き、これまで自分が関わってきた作品とはまた違うポップさやキュートさに心がときめきました。日本版『ミーンガールズ』、皆さまとどのように作っていけるのか、今から楽しみです！」と喜びを口にした。