フジテレビ系ドラマ「ナンバMG5」（毎週水曜、午後10時）の第7話が1日に放送された。同作は不良漫画の天才・小沢としおの「ナンバMG5」＆「ナンバデッドエンド」（秋田書店）を映像化。筋金入りのヤンキー一家「難破家」の次男・剛（間宮祥太朗）が、実は「ヤンキーをやめたい」「普通の高校生になりたい」と、家族に内緒で健全な高校に入学するという高校“逆”デビュー物語。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　3年生になり、白百合の生徒会長になった剛（間宮）。そこに妹・吟子（原菜乃華）が新入生として入学してくる。生徒会長が兄と同じ名前であることや、同じ住所であることが次々と分かり、徐々に剛のことを疑い始める。そんな中、剛を「先生」と慕う弥生（鈴木ゆうか）は剛が特服であることに気づく。

　白百合では新しく赴任してきた校長が「テストで赤点の部員が3割いる部活は活動停止」と厳しい指導を始める。校長の横暴に、剛は激怒。全校集会の場で「こんなのは間違っている」「塾や予備校とは違う。部活だって大事な学校生活だ」と主張し、校長を糾弾。剛が普通の高校生であることを受け入れられない吟子は、生徒たちから慕われる剛の姿を目の当たりにする。

　テスト終わりに街に遊びに出た吟子と弥生は、ヤンキーに絡まれている中学生を助けるが、その報復で男たちに車で連れ去られてしまう。そこに剛が駆けつけ、制服姿のまま男たちを一蹴。2人を救い出す。

　ついに吟子に正体がばれてしまった剛だが、「ケンカ以外の何かを探したくなって、自分のために白百合に入った」と素直な気持ちを打ち明ける。「後悔していない」という剛の言葉を聞いた吟子は、翌朝の登校時にはトレードマークの金メッシュを封印した黒髪ツインテール姿に。さらにスカートもひざ丈に合わせ、剛たちを驚かせる。

　第7話では剛がこれまで隠し通してきた二重生活が、ついに吟子にバレてしまうというドキドキな展開に。険悪なムードも流れたが、最後は剛が白百合の制服姿のまま吟子を助け出し、より家族の関係が深まった。視聴者からは「兄弟愛に感動して泣けた」「難波兄妹にウルウル」「難波ファミリー最高」と感想が寄せられていた。