ダイアモンド☆ユカイ、小学校のPTA会長に選出され妻に相談「今回は聞き役に徹します」
中高生への講演活動も行う
――ユカイさんは音楽活動以外に講演活動もされていますね。
「栃木県では『未来大使』として県内の中学生を対象に夢を持つことの大切さを話す『夢講座』というのもやっているんだ。ほかにも埼玉県こうのとり大使として高校を回って全校生徒を前に不妊についての講演をしているんだ。『不妊とは?』っていうね。俺が体験した時代から医学は進歩してはいるんだけど、今無精子症や精子無力症などを総合的に考えると6人に1人という割合で男性不妊があってね。
不妊に悩む男女の割合も半分で、『不妊治療は夫婦で子どもがほしいという遺志(=Will)を持たないとなかなか前に進めないんだ』という俺の経験談を話しているんだ。人それぞれの価値観があるから、『もしこの中でいつか家族を持ちたいって人は聞いてね』って。俺の場合はとにかく良い経験だった。子どもが生まれてきてくれて俺自身が変わったし、命の尊さや人生の生きる喜びを知ったなんていう話をしているんだ」
――生徒のみなさんの反応は?
「女子生徒は比較的真剣に聞いてくれる人が多いね。男子も今まで無頓着だったのが俺の話を聞いて初めてそういう世界を知ったという感想をもらったりする。でもPTA会長は本名の田所豊として活動しているから、当たり前だけど講演活動のユカイと違って敬語で話してますよ」
――全校生徒を前にした会長としての第一声はやっぱり「ハローサムシング!」(笑)。
「すごく真面目な学校だからどうだろうね(笑)。入学式の父母会の第一声は『ご入学おめでとうございます』だったから。でも話が上手な人ならいいんだろうけど俺はそうじゃないからね。でも大昔の校長先生みたいに1時間しゃべりっ放しとかそういうのはないよ(笑)」
□ダイアモンド☆ユカイ 1962年3月12日、埼玉県大宮市生まれ。86年、ロックバンド「RED WARRIORS」のボーカルとしてデビュー。日本武道館、西武球場でのライブを成功させ89年に解散、ソロに。俳優としては88年、日米合作映画「TOKYO POP」でデビューし、映画「弾丸ランナー」やミュージカル「ミス・サイゴン」などに出演。タレントとして多くのバラエティー番組で活躍。2009年、一般女性と再婚。無精子症と判明し不妊治療を行い2男1女に恵まれたことから、男性不妊の啓発活動も熱心に行っている。8月21日(日)に東京アメリカンクラブ(港区)でプレミアムディナーショーを開催。
オフィシャルブログ「ユカイなサムシング」
https://ameblo.jp/diamondyukai/