17曲目「愛しか武器がない！」の後に行われた2回目のMCでは、スペシャルゲストとして「ラストアイドル・タイランド」のユニット「Protea」が登場。日本の“良いところ”などを明かした。メンバー7人のうち3人が15歳であることに安田愛里は「そう思えない大人っぽさがある」と驚きつつも、「しゃべるとかわいくて……たまらんです」と顔をほころばせていた。

「Protea」は18曲目「Bandwagon」を歌唱した後、19曲目「ラスアイ、よろしく」を日本のメンバー全員とともにパフォーマンス。その後の3回目のMCであらためて自己紹介し、「ラストアイドルの良さをタイに伝えていきます」とメッセ―ジを送った。

　選抜メンバー19人によって披露された24曲目「何人(なんびと)も」では、全員が刀を持って歌唱。大迫力のパフォーマンスで会場を沸かせた。続く25曲目は全員参加の「大人サバイバー」。美しいフォーメーションダンスで観客を魅了した。

　その後に行われた4回目のMCではメンバー同士の「泣きそうになった」という話や、「好きな曲」で盛り上がる展開に。終始笑顔の絶えない時間が流れた。

　26曲目「瞳キラキラ」を披露した後、メンバーが来場者に質問。「最も遠方から来た人」にシンガポールから来場したファンがいたことが明らかとなり、会場は驚きに包まれた。

　5回目のMCでは“天の声”（山口恵）が登場。同ライブのサブタイトル「LAST SMILE」のSMILE（スマイル）にちなみ、活動中「一番笑ったエピソード」での“バトル”をメンバーに課した。選ばれたのは橋本桃呼と岡村茉奈の2人で、岡村に軍配が上がった。

　その後は29曲目の「青春トレイン」を皮切りに、ラストスパートに突入。33曲目の「愛を知る」では間島和奏の“煽り”もあり会場のボルテージは最高潮に。続く34曲目「眩しすぎる流れ星」では一体感が生まれていた。

　一度メンバーが舞台を降りた後、関係者からのビデオメッセージがスクリーンに映し出された。活動初期からメンバーの成長を見守ってきたお笑いコンビ「三拍子」、オーディションで審査委員を務めた吉田豪、Good Tears「スリル」をプロデュースした織田哲郎、LaLuce「風よ吹け！」をプロデュースした小室哲哉がラスアイへの“想い”を明かした。

　また、最後に“天の声”山口も「本当にお疲れ様でした。ありがとうございました」と声を震わせながらメンバーを労い、「最後まで泣かないと決めていたんですけど、ちょっとウルウルきたのでここで終わらせて頂きます」と話し、メンバーをアンコールに送り出した。