飯伏幸太、退団示唆について新日本プロレスが事情説明「引き続き在籍してほしい」
新日本プロレスが27日、会見を行い、負傷のため欠場中の飯伏幸太について言及した。会見に出席したのはブシロードの木谷高明会長と、新日本プロレスの大張高己社長。
3月の他団体の試合にセコンドで出場したことが騒動の発端
新日本プロレスが27日、会見を行い、負傷のため欠場中の飯伏幸太について言及した。会見に出席したのはブシロードの木谷高明会長と、新日本プロレスの大張高己社長。
飯伏は、自身のツイッターでこれまで自身の契約を巡る中で、団体内で対立していると見られる人物についてたびたび言及。15日には「突然の解雇宣言はなんだったのか。スマホ変えたばかりでまえは普通にはなしていたのになぁ懐かしい」などと解雇処分を受けたことも示唆していた。
大張社長は「飯伏選手は新日本プロレスの専属契約選手です。その根幹は新日本プロレスの試合に専念していただくということです」と前置きしたうえで、飯伏が3月4日に他団体の試合にセコンドで出場したことが相談の発端だと説明。話し合いを続けたとし、前日(26日)に飯伏と、木谷会長、大張社長の間で意見交換の場があったことからこの日の発表に至ったとした。
飯伏への処分については、無断での他団体出場は契約違反で、その後の内部のやり取りの公開も当該契約に反する行為だと説明したうえで、正式な処分については後日決定するという。
一方で選手契約の有無はレスラーにとっては死活問題で、担当者の発言については容易に許されるものではないと認め、当該担当者に関しても処分を課すとした。
さらに木谷会長は「新日本プロレスとしては、今までの多大なる貢献、私個人も飯伏さんの激闘の数々、本当に感動した試合がいくつもあります。所属選手として引き続き在籍していただきたいと考えおります」とコメントした。