新型コロナウイルスの影響により、新作映画をインターネットで有料配信
ドキュメンタリー映画「インディペンデント リビング」の製作会社が13日、新型コロナウイルスの感染予防、拡散防止の一貫として、インターネットの有料配信を行うと発表した。
配給会社、劇場を交えて検討した結果、延期ではなく急遽有料配信を選択
ドキュメンタリー映画「インディペンデント リビング」の製作会社が13日、新型コロナウイルスの感染予防、拡散防止の一貫として、インターネットの有料配信を行うと発表した。
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この日、製作・宣伝を担当する合同会社リガードが、新型コロナウイルスの感染予防、拡散防止のためとして、14日より東京・ユーロスペースほか全国順次公開予定のドキュメンタリー映画「インディペンデントリビング」(監督:田中悠輝/配給:ぶんぶんフィルムズ)について、劇場公開に加え、インターネットによる有料配信を行うと発表した。
決断に至った理由について製作会社は、「障がい者の自立生活センターを舞台にした本作の試写会や、大阪での先行公開時には、障がい当事者のお客様がたくさんご来場くださいました。障がい者の方々の中には、呼吸機能や免疫機能などの内部障害をお持ちの方も多くいらっしゃり、コロナウイルスに感染した場合、重症化のリスクが高くなります。この点を考慮し、新型コロナウイルスの感染拡大によって外出を自粛せざるを得ない方たちにも映画を楽しんでいただけるよう、ユーロスペースでの公開期間中に限り、インターネットを利用した映画鑑賞の機会を提供いたします」とコメント。
また予定通り劇場公開を行うことについて「ユーロスペースをはじめとした映画館では、感染予防対策を施した上で本作品を上映予定ですが、今後の新型コロナウイルスの影響によっては、一定期間の休館や、公開日が延期される可能性があります。その場合にもインターネット配信は、実施いたします」と発表した。
インターネットの配信は現在のところ、3月14日(土)午前10時~4月3日(金)午前0時までを予定しており、詳細については映画公式サイトで確認できる。
映画「インディペンデント リビング」は、3月14日(土)より、東京・ユーロスペースほか全国順次公開。
映画「インディペンデント リビング」公式サイト:https://bunbunfilms.com/filmil/
(C)ぶんぶんフィルムズ