「Apex Legends」世界3位のTeam UNITE 躍進ZETAから刺激「『やってやるぞ』という気持ちに」
ZETA DIVISIONの躍進は「本当にうれしかった」 次の目標は世界1位
――直前には別タイトルの「VALORANT」でZETA DIVISIONが世界3位になりました。刺激になりましたか?
Ftyan「ZETA DIVISIONの世界大会を見て、応援していました。『世界3位、すげえな。俺らもやってやろう』と刺激を受けましたね」
Lejetta「ただのZETA DIVISIONの“ファンボーイ”でした(笑)。世界3位というとんでもない成績を見て、僕たちも『やろう』と思いました」
saku「ZETA DIVISIONの世界3位はシンプルに、本当にうれしかったですね。もともと日本はFPSが弱いと言われていた国なので、僕らの世界大会直前に3位を取ってくれて、『やってやるぞ』という気持ちになりました」
――日本のeスポーツシーンの盛り上がりは感じますか?
Ftyan「コロナ禍になってから、オフライン大会はなかなか開催されなくなってしまいましたが、視聴者数を見ていると増えているのかなと。盛り上がり方は右肩上がりだと感じています」
Lejetta「5~6年前から日本のeスポーツを見ていて、最近は視聴者数も3倍くらいに増えていて、選手からするとすごくうれしい盛り上がりになっています」
saku「コロナ禍で世界大会が開かれていない時期よりも、オフライン大会でさらに盛り上がっている感覚は実際にあります。世界3位を取って肌で感じたのは、ツイッターのフォロワー数が明らかに増えたりしていること。応援してくれる方が増えているのは実感しました」
――SNSでは大会中からかなりの盛り上がりを見せていました。印象に残っていることはありますか?
Ftyan「試合前に『頑張ります』とツイートしたりしていたんですが、リプライを見て『これだけ応援してくれている人がいるんだ』と思って、元気をもらいました。でも、エゴサーチまではしませんでした。反対のコメントもありそうで、怖かったので(笑)」
Lejetta「ツイッターでファンの人にリプライを頂いて、元気が出ました。でも、批判的なコメントも『逆に見てやろうかな』と思って見たりしていて(笑)。『見返してやろう』という思いも持ちつつ、頑張ろうと思いましたね」
saku「試合前のツイートのたびにファンの方がリプライをくれて、読んでいました。以前から応援してくれている人もいて、読むことで励みになりました」
――ALGS世界大会をきっかけにTeam UNITEのファンになった方々に向けて、チームのアピールポイントを教えてください。
Ftyan「僕は楽しくプレイしながら、大会で勝てるようにとやってきました。結果を出し続けるところを見てほしいです」
Lejetta「1位を取るためにがむしゃらにプレイしている姿を見てもらいたいですね」
saku「僕らは3位を取りましたが、あまり3位の威厳のようなものはありません(笑)。あくまで一般人と言いますか、距離の近い人間性のようなところを見てもらえたらうれしいです」
――世界3位を獲得し、これから先の目標、モチベーションを教えてください。
Ftyan「世界3位を取って、それまでよりも『世界1位を獲りたい』という目標が現実味を帯びてきました。チャンピオンシップで世界1位を目指して、しっかり頑張ります」
Lejetta「2年間くらい『世界1位になるぞ』と言ってきて、まだなれていません。最終目標はチャンピオンシップでの世界1位。そこを目指して頑張りたいと思います」
saku「この2人と一緒に世界1位を獲りたいですね」